ロードサービスは、何かトラブルが起こってしまった時にいち早く駆けつけて対処してくれるサービスですよね。
したがって、ロードサービスに加入している方達は「ロードサービスに入っているから、車にトラブルが起きたとしても大丈夫!」だと思っている方がほとんどだと思います。
しかーし、ロードサービスってどんなサービスなのか内容をご存知ですか?
実は、すべてのトラブルについてロードサービスは対応している訳ではないのです。
ここでは、そんなロードサービスについて、詳しくご紹介したいと思います。
ロードサービスはどんな故障で出動するのか
ロードサービスは24時間、365日、車にトラブルが起きた、起こってしまった時にいち早く駆け付け、対応してくれる、車に詳しい方でも安心できるサービスですね。
「ロードサービス=故障」と考えている方が大半だと思いますが、どんな故障(トラブル)があった時にロードサービスを利用しているか、事前に知っておくのもいいのではないでしょうか。
皆さんもご存知の「JAF」が1年間に出動したロードサービスについてのデータを公表しています。
まずは、どんな故障で出動しているか確認しておきましょう。
トラブルはいつ起こるか分からないのがトラブルですよね。
一般道であったり高速道路上であったりと様々でしょう。
しかし、データを見てわかるようにJAFがロードサービスで出動する約50%が「過放電バッテリー」と「タイヤのパンク、バースト等」なのです。
バッテリーが走行中に止まる事は、ほとんどありませんので、おそらく「ライトの消し忘れなどによるバッテリー上がり」でほぼ間違いないでしょう。
しかし、それでもJAFだけで年間200万件もロードサービスに出動しているので、1日6,400件も全国のどこかでロードサービスが行われていると思うと、ロードサービスの必要性があるのがわかると思います。
ロードサービスの対象とならない故障
「車に起こったトラブルは何でもロードサービスに依頼しよう!」と思っている方は、これは間違いになります。
実は、ロードサービスでも対応できない故障があるんです。
ロードサービスの対象とならない故障を知っておくことで、前もって修理をしたり、点検をしたり出来るかもしれません。
必ずご覧ください。
1.パンク修理
JAFの出動でも上位にあるトラブルが「タイヤのパンク、バースト、エアー不足」になります。
パンクは「徐々にエアーが抜けてくる場合」と「一気に破裂するバースト」などに分けられます。
徐々にエアーが抜けてくる場合とは、タイヤにクギなどが刺さっていて、駐車場に止めていて戻ったらタイヤがペチャンコになっていた状態でペチャンコになって初めて気づく場合がほとんでしょう。
そんな場合にロードサービスでは、ほとんどが「パンクしたタイヤを車に積んであるスペアタイヤに交換してくれる」サービスを行うことになります。
しかし、以下の場合はどうなるのでしょうか。
- タイヤがバーストした場合
- スペアタイヤが積んでいない場合
タイヤがバーストしてしまった場合には、スペアタイヤに交換してもらえると思いますが、スペアタイヤがない場合は、「タイヤを交換してくれる場所まで牽引」してもらうことになります。
ちなみにJAFの場合には、簡単なパンクだと「タイヤパンク応急修理キットを使って車を自走できるようにする」との回答があります。
まずは、パンクをしてロードサービスを使用する前にスペアタイヤを積んでいるかの確認をしておく必要があるという事ですね。
2.バッテリー交換
過放電バッテリーが一番多いトラブルですが、バッテリーが上がってしまった車は、基本的にはバッテリーを交換するべきだと思います。
しかし、ロードサービスでは、新品の「バッテリーの交換」はしません。
あくまでも応急処置であるので、バッテリーケーブルを使用しジャンピングをして「車を自走できるようにする」対応をします。
ちなみにトランクなどに同サイズのバッテリーが積んであって、そのバッテリーと交換してもらいたいという場合は、対応してもらえる可能性があるそうです。(なかなか無いと思いますが)
バッテリー自体の問題でない場合には、レッカーをされることになるでしょう。
まうは、ライト類の確認をしてからカギをかけることをしてください。
3.インロック(鍵開け)
インロックは、車内にカギを置いたまま外に出てしまい、ドアをロックしてしまったことを言います。
最近は、まずドアのカギ穴にカギを差すなんて習慣がほとんどなく、カギに付いているボタンを押してドアの開け閉めをしたり、ポケットやカバンに入れておくだけでドアの開け閉めができるカギもありますよね。
ですので車内にカギを置いたままにしておくなんて考えられないかもしれませんが、JAFが対応するトラブルではトップ3に入るほどインロックは多いトラブルなのです。
インロックをしないようスペアキーを持ち運ぶように記載をされていることがありますが、なかなかスペアキーを持ち歩くことは少なく、スペアキーは自宅に置いてある場合がほとんどでしょうね。
ロードサービスでは、インロックした場合の開錠作業は作業対象となりますが、基本的に以下の鍵開け作業はできない場合がほとんどですので確認しておきましょう。
- セキュリティ装置つきの鍵開け
- スペアキー作成
- カギの紛失による鍵開け
インロックの場合のロードサービスは、作業が難しい場合がありますので、事前に加入しているロードサービスにインロックについての問い合わせをしてみるのも良いかもしれません。
4.タイヤチェーン取り付け
冬場に、雪が降る地域ではスタッドレスタイヤを使用していると思いますが、東京などの都心部だとなかなかスタッドレスタイヤを購入する方は少なく、念のためという事で「タイヤチェーン」を購入する方も多いでしょう。
冬になると「一晩で何十センチも雪が積もった」なんてニュースを必ず見ることがあると思いますが、大丈夫だろうと山のほうにノーマルタイヤで出かけてそんな状況になったなんて方もいらっしゃるでしょう。
念のためにタイヤチェーンと考え、いざ、使ってみようとあれこれやっても取り付けができない。。。そんな方も多く、「じゃあロードサービスでチェーンをつけてもらおう」だなんて思っていたら大間違いです。
ロードサービスでは、「タイヤチェーンの取り付けは不可」の場合がほとんどですが、JAFのロードサービスでは、タイヤチェーンの取り付けは可能だと言います。
しかし、JAFがタイヤチェーンの取り付けは可能だと言っても、皆さん同じ考えをしているでしょうから、救急隊員が到着するまでに時間がかかったり、お断りをされるケースも有るそうです。
したがって、タイヤチェーンの取り付けは不可と考えていた方がよく、事前に、タイヤチェーンの取り付けはご自身で試しておいた方がいいです。
ロードサービスが受けられるサービス
ロードサービスと言えば、JAFが有名かもしれませんが、実はすでにロードサービスに加入しているのに、さらにJAFに加入している方もいらっしゃいます。
JAFが悪いと言っている訳ではありませんが、すでにロードサービスに加入しているのであれば、他に加入する必要は無いのではないでしょうか。
ここでは、JAFはもちろんですが、JAF以外にもどんな会社がロードサービスを行っているか、もしかしたらすでに加入中の方もいらっしゃるかもしれませんので、是非、ご覧ください。
1.JAF
ロードサービスと言えば「JAF」と考えている方も多いでしょう。
JAFは基本的に「入会金:1,500円、年会費:4,000円」と高いと感じるかどうかは分かりませんが、費用がかかります。
しかし、JAFのメリットは以下になります。
- JAFという名前の安心感
- ほとんどのロードサービスに対応
- 会員であればどの車に乗っていても使用可能
やはりJAF会員であれば助手席に乗っていても、後部座席に乗っていても、どんな車でもロードサービスに対応してもらえるのがいいですね。
JAFについてもっと詳しく知りたい方は「JAFのロードサービスで知っておくべき3つのポイントと使い方」を確認してみてください。
2.タイムズ
タイムズって言えば、コインパーキングだと思っている方も多いですが、タイムズでもロードサービスを行っています。
タイムズが行っているロードサービスは、「カーレスキュー」と呼ばれ、「入会金:310円、月会費:216円」でロードサービスを受けることができます。
タイムズの駐車場をよく利用する方は、タイムズポイントもたまりますし、一石二鳥かもしれませんね。
タイムズのカーレスキューについて詳しく知りたい方は「タイムズクラブのカーレスキューは会員制のロードサービス」確認してみてください。
3.保険会社
車をお持ちのほとんどの方が自動車保険(任意保険)に加入をしていると思います。
自動車保険は「自賠責保険」ではありません。
自動車保険とはソニー損保やSBI損保などの保険会社が扱う損害保険で、加入は任意ですので任意保険とも言われます。
この自動車保険は、実に何十社もの保険会社の中から1社を選んで加入することになりますが、ほとんどの自動車保険に「ロードサービス」が付帯サービスとして付いています。
すでに自動車保険に加入している方は、一度、ご自身の自動車保険に付いているロードサービスを確認することをおすすめいたします。
以下に主な保険会社のロードサービスについて細かく解説していますので、どうぞご覧ください。
4.クレジットカード
皆さんも1枚は財布の中に入っているのがクレジットカードではないでしょうか。
クレジットカードにもロードサービスが付いている場合があり、「年会費を払うとロードサービスが付くクレジットカード」と「年会費無料で自動的にロードサービスが付くクレジットカード」に分けることができます。
クレジットカードのロードサービスなんて信用できない、だなんて思う方もいるかもしれませんが、「レッカー搬送」や「キー閉じ込み開錠サービス」、「バッテリージャンピング」、「パンク時のスペアタイヤ交換」など、十分なロードサービスが付いています。
皆さんがご存知の楽天カードには残念ながらロードサービスが付いていませんので、どんなクレジットカードならロードサービスが付いているのか「ロードサービスが付いた最強のクレジットカードおすすめ9選」を確認してもらうとわかりやすいと思います。
まとめ
ロードサービスについて、いかがでしたでしょうか。
任意保険に加入していれば、ロードサービスが付帯サービスとなっている場合がほとんどですので、おそらく、すでにロードサービスに加入している方が大半だと思われます。
しかし、何でもかんでもロードサービスではなく、ロードサービスには、対象とならないトラブルもあるということを理解しておかなければいけません。
今回ご紹介した内容をもう一度確認していただき、ご自身の加入しているロードサービスの内容を確認してみることをお願いいたします。
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