東京海上日動の自動車保険にはロードサービスが付帯されていることをご存知でしょうか?
東京海上日動の自動車保険でロードサービスが付帯されているのは以下の3つになります。
- トータルアシスト自動車保険(個人)
- TAP(法人)
- ちょいのり保険(1日自動車保険)
ちょいのり保険という1日自動車保険にもロードサービスが付帯されているなんて、知らなかったという方も多いはず。
そこで、東京海上日動のロードサービスについて詳しくご紹介していきたいと思います。
これから加入をしようと思っている方、加入中の方も是非、ご覧ください。
※2022年12月11日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、修正して2023年11月29日に再度公開しました。
東京海上日動のロードサービスで知っておきたい7つの事
東京海上日動のロードサービスは、「ロードアシスト」と呼ばれます。
冒頭でもご紹介いたしましたが、東京海上日動の自動車保険では、個人が加入する「トータルアシスト自動車保険」、法人や個人事業主が加入できる「TAP」、さらに1日型の自動車保険である「ちょいのり保険」の3タイプにロードサービスが付帯されています。
1日型の自動車保険にもロードサービスが付いているのは驚きです。
まず、この点を理解しておきましょう。
24時間、365日対応ですので、通常のロードサービスと同じですね。
そこで、まず、どんなロードサービスがあるか知っておきましょう。
車両搬送サービスは、レッカー車による搬送の事を言います。
「契約の自動車が事故、故障または盗難などのトラブルにより走行不能となった場合」に使用できます。
修理工場までの搬送は「1事故につき15万円を限度」として設定されています。(故障も1故障を1案件として扱います)
東京海上日動へ電話で確認をしたところ15万円は、トラブル現場から修理工場まで約180kmを目安と考えているそうです。
車両搬送サービスの注意点は4つあります。
- 搬送に必要な費用が15万円を超える場合、ご自身が指定する修理工場等まで搬送する事を東京海上日動が事前承認した場合、15万円の限度額は適用せず無制限となります。
- 修理工場の指定が無い場合は、東京海上日動が修理工場を紹介し、搬送先をご自身で決定します。
- 自宅駐車場での事故や故障の場合も、契約車両が走行不能の場合は対象となります。
- 緊急時応急対応サービスと合計で15万円を限度となります。
ちなみに、雪道やぬかるみなどでスリップし抜け出せないような状態は、走行不能ではありませんのでお間違え無く。
また、費用についてはご自身で負担をする訳ではなく、東京海上日動とレッカー業者とでの話となります。
緊急時応急対応とは、現場にて30分以内で実施可能な軽作業ロードサービスの事を言います。
主な応急対応は以下になります。
- インロック時のカギ開け
- バッテリーの点検、バッテリー上がり時のジャンピングサービス
- パンク時のスペアタイヤ交換
- 落輪している車両の引上(1m以内)
- 冷却水補充
チェーンの着脱作業や現場で30分程度で対応できない場合については、作業費用が有料となる場合がありますので注意して下さい。
契約の自動車が燃料切れで走行不能となった場合に、燃料を補給してくれるサービスです。
1保険年度につき1回限りですが、最大「10リットル」を無料で補給してくれます。
10リットルあれば、60km~100kmぐらいは余裕で行けそうですね。
ちなみに、JAF会員の場合は、1保険年度につき2回まで対象となりますのでお得です。
また、電気自動車などの場合は、充電または燃料補給が可能な場所までの車両搬送を行います。しかし、車両搬送費用は自己負担となりますのでご注意ください。
給油サービスには、注意点がありますのでご紹介しておきます。
※自宅駐車場や月極駐車場などの自動車保管場所でのガス欠は対象ですが、ガソリン代は自己負担。
※電気自動車などの場合は、充電または燃料補給が可能な場所までの車両搬送手配をしてくれるが、費用は自己負担。
故障相談サービスは、車の故障や車両のトラブルに対して、自動車整備の資格保有者が適切なアドバイスを行ってくれるサービスです。
アドバイスで解決できない場合は、「車両搬送サービス」や「緊急時応急対応サービス」で対応することになります。
従って、車両トラブルが起きた場合は、ご自身で何とかせず、まずは、故障相談サービスを受けてから判断をするようにした方が良いかもしれませんね。
ちなみに、相談を受けたからと言って、保険料が上がったりする訳ではありませんので、ご心配なく。
レンタカー費用補償は、保険契約車両の代替としてレンタカーを借りるための費用を補償するオプションサービスです。
補償される限度額や日数は以下になります。
- 補償日額:5,000円
- 補償日数:15日(事故)、15日(故障)
15日とは、レンタカーを借り入れた日からその日を含めての日数となります。
また、事故の場合は、レッカー搬送の有無を問わず補償されることになりますのでご安心ください。
レンタカー等諸費用アシストについて注意点もありますので以下をご覧ください。
※事故が発生している場合で、保険契約車両が修理工場等へレッカー搬送されていない場合でも補償されます。
※東京海上日動が指定するレンタカー会社、または事前に承認するレンタカー会社において借りるレンタカーに限る。
車両引取費用は、保険契約車両の修理完了後の納車費用または保険契約車両を修理工場へ引取りに行く場合に必要な1名分の往路交通費を補償してくれるサービスです。
1回の事故等について10万円を限度に補償されます。
代替交通費用は、自宅や当面の目的地まで移動する交通手段を案内し、その費用を補償してくるサービスです。
1回の事故等について5万円を限度に補償され、タクシー費用は3万円を限度に補償されることになります。
原則として、対象事故の発生から24時間以内に利用した場合に限りますので、ご注意ください。
東京海上日動のロードサービス特約
東京海上日動では、上記にご紹介してきたロードサービスが基本の補償となりますが、別途特約を加入する事でレンタカーの補償日額や日数が延長されますのでご覧ください。
レンタカー費用等補償特約は、保険契約車両の代替としてレンタカーを借りるための費用を補償する特約です。
基本補償であるレンタカー費用補償より少々限度額や日数が変わります。
- 補償日額:7,000円
- 補償日数:30日(事故)、15日(故障)
補償日数の30日や15日とは、レンタカーを借り入れた日からその日を含めての日数となります。
「車両搬送・レンタカー費用等不担保特約」または「レンタカー費用等不担保特約」とあわせて契約することは出来ませんのでご注意ください。
東京海上日動のロードサービスの使用方法
東京海上日動のロードサービスを使用する場合は、「東京海上日動安心110番」に電話で連絡をします。
0120-119-110
(携帯電話・PHSも可、365日24時間受付)
どんなトラブルが起こったとしても、ご自身で何とかせず、まずは上記専用電話に電話をするべきです。
ご自身で何とか出来たとしても、その後トラブルになった場合には、ロードサービスを受けることが出来なくなる場合があると思います。
ここで、皆さんがロードサービスを使用後、気になる事をご紹介いたします。
- ロードサービスの内容を超過または対象外の作業が発生した場合は、後日、超過分の費用について請求されることになります。
- ロードサービスを利用しても、次年度以降の等級および事故有係数適用期間に影響する訳ではありません。
- 借りた車やファミリーバイク特約で補償する原動機付自転車など、契約の自動車以外の自動車での事故、故障はロードサービスの対象外です。
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JAF会員の場合の特典
東京海上日動の保険商品には、ロードサービスが付帯されていますが、JAF会員の場合は、今回ご紹介してきた内容以外にも特典がありますので、以下にご紹介したいと思います。
ただし、特典を受ける場合には、まず最初に「東京海上日動安心110番」に連絡をします。
ここでポイントですが、東京海上日動のロードサービスでまかなえることは「東京海上日動のロードサービスを使用」し、まかなえない場合は「JAF」使用すると良いでしょう。
東京海上日動のロードサービスで使用出来ない事は以下になります。
- パンク修理
- 雪道、ぬかるみ、砂浜などのため走行が困難な状態からの救援
- タイヤチェーンの着脱
- レンタカーや他人の車でのロードサービス
とくに車両搬送サービスについては、東京海上日動が事前承認した指定工場へ運ぶのであれば何キロでも運搬してもらえるので、遠方でトラブルになった場合には、東京海上日動のロードサービスを選択すると良いですね。
まとめ
東京海上日動のロードサービスはいかがでしたか。
いざ、事故や故障が起きた時はご自身で何とか出来るものではありません。
東京海上日動の自動車保険にご加入中の方、もしくはこれから加入を考えている方は、ロードサービスの内容を今一度知っておきましょう。
また、加入中の方は「特約が付いているか」など保険内容の確認をしてみてください。
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