「SBI損保」の自動車保険を契約中の方の口コミを見ると、第4位に「ロードサービスが充実している」という口コミがあります。
自動車保険は、事故をした時の補償ばかり目立ちますが、故障をしてしまった時は、ロードサービスが付帯している自動車保険もあるのです。
SBI損保の自動車保険には、充実したロードサービスが付帯してしており、契約中の方も大変満足しているという結果があるほどです。
ここでは、そんなSBI損保のロードサービスについて、補償内容など、どこよりも詳しくご紹介していきたいと思います。
SBI損保のロードサービスで知っておくべきサービス5選
SBI損保の自動車保険は、車の事故による賠償や自分や家族のケガ、修理の他にもロードサービスが付帯しています。
まず、初めに理解しておかなければいけない事は「契約している車両がロードサービスの対象」と言う事です。
その他については、24時間、365日対応ですので、通常のロードサービスと同じですね。
SBI損保のロードサービスについて、大きく分けて5つのロードサービスに分けることが出来ますのでそれぞれご確認ください。
レッカーサービス
レッカーサービスは、事故や故障によって契約車両が自力走行不能となった場合にレッカー車による移動を行ってくれるサービスです。
事故現場からのレッカー移動だけでなく、出動したレッカー業者による48時間以内の保管も無料で対応してくれると言います。
ここで、レッカーサービスの場合の注意点がいくつかありますのでご紹介いたします。
- SBI損保の指定する修理工場などにレッカーする場合は、距離制限が無い。(最寄りの修理工場にレッカー)
- 個人の指定する修理工場等にレッカーする場合は、50kmまでは無料で対応可能。
- 故障の場合で現場で復旧が困難な場合は、保険契約期間中1回に限り無料で対応。
- 自宅駐車場や契約車両を保管する月極駐車場などでの故障は対象外。
- 特殊作業が発生するレッカーの場合は対象外。(転落、横転など)
SBI損保のレッカーサービスの場合は、故障なら年1回、事故でのレッカーは1トラブルで1回と考えておきましょう。
緊急対応サービス
緊急対応サービスとは、事故や故障などにより自力走行不能となった場合に、現場での応急作業を30分程度で対応可能なロードサービスの事を言います。
以下に主な緊急対応サービスをご紹介いたします。
- バッテリーの点検
- ジャンピング(バッテリー上がり時のブースターケーブルによるエンジンスタート作業)
- スペアタイヤ交換(チェーン着脱は対象外)
- タイヤ廻り点検
- キー閉込みの開錠(車両内にキーがある場合)
- 各種オイル漏れ点検、補充作業
- 各種バルブ、ヒューズ取替作業
- 冷却水補充作業
- ボルト締付け
緊急対応サービスは、どの作業も保険契約期間中1回のみのサービスと考えておきましょう。
オイルや部品等の費用は当然ですがご自身での負担となり、インロックしてしまった場合には、車内にキーがある場合でしか開錠作業を行ってもらえませんので注意しましょう。
落輪引き上げ・引き降ろしサービス
落輪引き上げや引き降ろしサービスとは、道路脇の側溝に落輪したり、縁石等に乗り上げたりして自立走行不能となった場合や雪道・砂浜等でタイヤが空転(スタック)して動けなくなった場合に車を引き出す作業の事を言います。
落輪引き上げや引き降ろしサービスについて注意点がいくつかありますので以下にご紹介いたします。
- 車輪1輪までの作業が無料サービスの対象
- 雪道での引出し作業は、スタッドレスタイヤやタイヤチェーンなどの滑り止めを装着していないと対象外
- 2輪以上の作業は有料
「スタッドレスタイヤやタイヤチェーンを装着していて、外出先で大雪が降ってしまい、翌朝、車が動かせない」このような場合しか使用出来ないと思いますので、使用するのは難しいかもしれませんね。
ガソリン補給サービス
外出先でガス欠になってしまった場合に燃料補給を行ってくれるサービスです。
ガソリンまたは軽油10リットルを無料で補給してくれます。
電気自動車の場合は、燃料補給ではなく、最寄りの充電施設までのレッカーサービスとなります。
SBI損保のガソリン補給サービスは、ガス欠現場が高速道路だとしても無料で行ってもらえるので安心ですが、高速では前もってガソリンを補給してくださいね。
ガソリン補給サービスの注意点は以下になります。
- 保険期間内で1回に限り無料
- 自宅駐車場や契約車両を保管する月極駐車場などでのガス欠は対象外。
サポートサービス
事故や故障によりレッカーサービスを利用し、トラブル現場からの移動が困難となった場合に、以下のサポートサービスで対応してくれます。
事故や故障の当日や翌日に、トラブル発生地から旅行の継続や帰宅するために代替交通機関を使って発生した費用を負担してくれるサービスです。
車に乗っていた全員(車検証に記載の乗車定員数を限度)に対して支払いが行われます。
負担してもらえる限度額はそれぞれ以下の金額になります。
- 1名あたり20,000円(税込)
- レンタカーの場合は、1日30,000円(乗捨て料金含む)
- タクシー利用の場合は、1台あたり30,000円を限度
レンタカーを利用の場合、故障した車と同クラスの車両で使用開始より24時間を限度とし、燃料代は自己負担となります。
当日帰宅が困難であるとSBI損保が判断した場合は、次に紹介する宿泊費用サービスとあわせて、それぞれの限度額まで支払対象となりますのでお間違え無く。
費用についてはいったんご自身で負担して、後日、請求書類とあわせて領収書の原本を提出することになります。
主な代替交通機関もご紹介いたしますので確認しておきましょう。
- バス
- 鉄道(特急、新幹線の指定席を含み、グリーン車を除く)
- 航空機(エコノミークラスのみ)
- 船舶(普通客室)
- タクシー
- レンタカー
外出先での事故や故障により当日の帰宅が困難の場合は、臨時で最寄りの宿泊施設に宿泊しなければいけなくなった場合、当日の1泊(ビジネスホテルクラス)の宿泊費用を車に乗っていた全員(車検証に記載の乗車定員数を限度)に対して負担してくれるサービスです。
トラブル場所から宿泊施設までの交通費についても宿泊費用サービスの対象となります。
負担してもらえる限度額は以下の金額になります。
- 1名あたり1泊15,000円(税込)
当たり前かもしれませんが、当初から宿泊する予定であった宿泊施設の費用はサービスの対象ではありません。
費用については、いったんご自身で負担して、後日、請求書類とあわせて領収書の原本を提出することになります。
自力走行不能となった車両を最寄の修理工場にて修理完了後、サービス利用者指定先まで搬送してくれるサービスです。
もしご自身で車を引き取りに行きたい方は、修理工場までの片道1名分の交通費を100,000円(税込)を限度として支払われます。
しかし、帰りの際のガソリン代などは対象外ですので、ご自宅などへ搬送してもらったほうが良さそうですね。
引き取りに行った場合にかかった費用はいったんご自身で負担して、後日、請求書類とあわせて領収書の原本を提出することになります。
SBI損保のロードサービスの使用方法
SBI損保のロードサービスを使用する場合は、「SBI損保安心ホットライン」に電話にて連絡をします。
0800-2222-581
(携帯電話・PHSも可、365日24時間受付)
どんなトラブルが起こったとしても、ご自身で何とかせず、まずは上記専用ホットラインに電話をするべきです。
ご自身で何とか出来たとしても、その後トラブルになった場合には、ロードサービスを受けることが出来なくなる場合がありますので、まずは問合せからですね。
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カーレスキュー会員のメリット
コインパーキングやカーシェアでお馴染みの「タイムズ」で、「カーレスキュー」というロードサービスがあるのをご存知でしょうか。
タイムズクラブのオプションサービスである「カーレスキュー」に加入している方は、SBI損保安心ホットラインに連絡し、カーレスキュー会員である事を伝えると優遇サービスが適用されますので、会員の方は必ず確認しましょう。
優遇サービスは以下になります。
- レッカーサービスの搬送距離無制限
- 現場応急作業について、通常サービスの他に10万円までの作業料が無料
現場応急作業については、部品や消耗品などの費用については含まれず特殊作業などの費用のようです。
またレッカーサービスの距離無制限については、SBI損保では50kmまでのレッカー距離について無料になりますが、それを越えた部分についてカーレスキューで負担するという事ですので、もし、ご自身で指定する修理工場がある場合は、こちらを選んだ方が良いかもしれません。
注意するべき点は、必ず前もってSBI損保安心ホットラインに連絡してからではないと優遇サービスが受けられないという事をお忘れなく。
まとめ
SBI損保のロードサービスについて、いかがでしたでしょうか。
SBI損保のロードサービスは、どんなトラブルが起きた場合でも、SBI損保安心ホットラインに連絡することが大切です。
ロードサービスを使用したからと言って等級が下がる事はありませんのでご安心ください。
SBI損保にご契約中の方は、この機会にロードサービスの内容を知っておくと良いかもしれませんね。
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