40代・50代の方は事故率が低いということで、保険料を割安にした「おとなの自動車保険」をご存知ですか？
「保険料は走った分だけ」と週末だけしか車を使わない方には、ピッタリかもしれない自動車保険ですね。
自動車保険は、事故による補償が目立ちますが、おとなの自動車保険にもロードサービスがある事がわかりました。
万が一、車に不具合が起きてしまったとしても、ロードサービスがあれば安心ですよね。
そこで、おとなの自動車保険に付帯しているロードサービスについて、詳しく紹介したいと思いますので、どうぞご覧ください。
おとなの自動車保険のロードサービスについて
出典：http://www.ins-saison.co.jp/otona/
セゾン自動車火災保険の「おとなの自動車保険」は、CMでもお馴染みの事故率が低い40代・50代の保険料を割安にというフレーズで人気の自動車保険です。
従来保険料は、全年齢（18歳以上）、21歳以上、26歳以上、30歳以上、35歳以上などと運転者の年齢によって保険料が設定されています。
しかし、このおとなの自動車保険では、「40代・50代」には、保険料を割安にするという料金設定をし、さらに「年間走行距離が10,000km以下」の方は、保険料が割安になるという仕組みになっています。
おとなの自動車保険は、対人・対物などの基本補償をベースとして、「ロードサービス」や「自転車保険」などご自身で補償を選択するようになっています。
従って、おとなの自動車保険に加入しているから「ロードサービス」が付いているわけではなく、ご自身で加入をしていなければロードサービスを受けることが出来ませんので、現在、ご加入中の方は補償内容を確認してみると良いでしょう。
仮に、おとなの自動車保険に加入中であって途中でロードサービスの特約（ロードアシスタンス）を付けたい場合は、途中での加入は可能です。
その場合、月割での保険料となりますので、インターネットや電話で手続きを済ませてみてください。
おとなの自動車保険のロードサービスで知っておくべきサービス5選
おとなの自動車保険のロードサービスは、「ロードアシスタンス」と呼びます。
まず、初めに理解しておかなければいけない事は「契約している車両がロードサービスの対象」と言う事です。
その他については、24時間、365日対応ですので、通常のロードサービスと同じ考えになります。
おとなの自動車保険のロードサービスについて、大きく分けて5つのロードサービスに分けることが出来ますのでそれぞれご確認ください。
１．レッカーサービス
レッカーサービスは、事故や故障によって契約車両が自力走行不能となった場合にレッカー車による移動を行ってくれるサービスです。
おとなの自動車保険のレッカーサービスは、「事故・故障現場での応急処置と合わせて15万円まで対応」するサービスとなります。
要するに、応急処置と搬送費を合わせて15万円以内は補償し、超過した場合は費用を負担することになります。
しかし、おとなの自動車保険が提携する業者へ15万円すべてを運搬費用に充当した場合、計算上は300km程度のレッカー距離となるそうですが、まず15万円を超えることは無いとの結果がありました。
ちなみにおとなの自動車保険でレッカーを利用した方の平均搬送距離は「26km」、支払われた保険金額は27,382円であったそうです。
また、2018年1月1日以降に補償が開始された契約から、おとなの自動車保険指定の修理工場などにレッカーする場合は、15万円の限度額が適用とならない場合もあるそうですのでご注意ください。
２．応急処置
応急処置とは、事故や故障などにより自力走行不能となった場合に、現場での応急作業をしてくれるロードサービスになります。
以下におとなの自動車保険での主な応急処置をご紹介いたします。
- ジャンピング（バッテリー上がり時のブースターケーブルによるエンジンスタート作業）
- スペアタイヤ交換（チェーン着脱は対象外）
- キー閉込みの開錠（一般的なシリンダーの場合）
- 各種オイル・冷却水補充および点検
- 各種バルブ、ヒューズ取替作業
- ボルトの増し締め
- オーバーヒート
- 脱輪引き上げ
おとなの自動車保険では、レッカーサービスでご紹介したように、「事故・故障現場での応急処置と合わせて15万円まで対応」するサービスです。
15万円という金額設定ですので、15万円以内であれば他のロードサービスで受けられないようなロードサービスを受ける事が可能になります。
- 1m以上超えた脱輪引き上げ作業
- タイヤが2つ以上脱輪した引き上げ作業
- クレーン作業などの特殊作業
脱輪についての作業になりますが、1m以上脱輪してしまった場合の引き上げやタイヤが2つ以上脱輪してしまった場合には、通常のロードサービスでは対応してくれません。
おとなの自動車保険では、対応してくれるのがメリットであると言えますね。
３．ガス欠時の給油サービス
外出先でガス欠になってしまった場合に燃料を配達してくれるサービスです。
保険契約期間中1回を限度とし、ガソリンまたは軽油10リットルを無料で配達してくれます。
電気自動車の場合は、燃料配達ではなく、最寄りの充電施設までのレッカーサービスとなります。
また、自宅駐車場や月極駐車場などの自動車保管場所でのガス欠についても適用となりますのでご安心ください。
４．宿泊費用
外出先での事故や故障により契約車両が自力走行不能となり「レッカーサービス」が適用され、当日の帰宅が困難と判断された場合は、最寄りのホテルなどに臨時で宿泊した費用を支払ってもらえるサービスとなります。
1泊の宿泊費用は、車に乗っていた全員（車検証に記載の乗車定員数を限度）に対して支払いが行われ、1名につき1万円が限度と設定されています。
費用はいったんご自身で負担して、後日、請求書類とあわせて領収書の原本を提出することになります。
５．移動費用
外出先での事故や故障により契約車両が自力走行不能となり「レッカーサービス」が適用され、トラブル現場から自宅または予定していた目的地へ移動するための費用を負担してくれるサービスです。
移動費用は、車に乗っていた全員（車検証に記載の乗車定員数を限度）に対して支払いが行われ、1名につき2万円が限度と設定されています。
費用はいったんご自身で負担して、後日、請求書類とあわせて領収書の原本を提出することになります。
また、補償の開始日が2013年6月1日以降の契約の方は、タクシーやレンタカーを相乗りで使用した場合には、その車1台に対して2万円を限度として設定されていますのでご注意ください。
おとなの自動車保険のロードサービスの使用方法
おとなの自動車保険のロードサービスを使用する場合は、「事故・ロードアシスタンス受付デスク」に連絡もしくは、スマートフォンから専用アプリを使って連絡することになります。
ロードアシスタンス特約に契約をされている方のみの専用電話となりますのでご注意ください。
0120-00-2446
（携帯電話・PHSも可、365日24時間受付）
どんなトラブルが起こったとしても、ご自身で何とかせず、まずは上記専用電話に電話をするべきです。
ご自身で何とか出来たとしても、その後トラブルになった場合には、ロードサービスを受けることが出来なくなる場合がありますので、まずは問合せからですね。
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JAF会員であった場合の特典
自動車保険は任意保険であり、人への補償や物などの補償がメインでありロードサービスがメインではありませんよね。
人によってはロードサービスに別途加入している方もいらっしゃるかもしれません。
おとなの自動車保険では、JAF会員の場合には、今回ご紹介してきた内容以外にも特典がありますので、以下にご紹介したいと思います。
- 応急処置の際の部品代・消耗品代を4,000円を限度に支払い（保険期間中1回）
- ガス欠時の給油サービスは通常1回のところ保険期間中2回まで
若干ですが、ロードサービスの内容にメリットが増えますので、JAF会員の場合には知っておくと便利です。
まとめ
おとなの自動車保険のロードサービスについていかがでしたでしょうか。
まず、おとなの自動車保険のロードサービスは自動で付かないという事を知っておきましょう。
現在、ロードアシスタンスに加入していなくても途中で加入する事は可能ですので、今回の記事を参考にしてもらえれば幸いです。
また、ロードサービスを使用したからと言って保険料や等級が下がる事はありませんのでご安心ください。
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