チャイルドシートを助手席に設置した場合の3つの危険とは

      2017/05/10

チャイルドシート 助手席危険

皆さんはチャイルドシートをどこに設置していますか?

「助手席の後ろ」や「運転席の後ろ」と後部座席に設置をしている方がほとんどですね。

子どもが大きくなってくると、「前に乗りたい~」なんて言ってくるでしょう。

結論から言いますと、

「助手席にチャイルドシートは違反じゃない」ですが、設置するのは危険です。

チャイルドシートメーカーは助手席への設置を推奨していません。

ここでは、チャイルドシートを助手席に設置した場合の事について解説しますので、是非、読んでみてください。

※この記事は、以下のサイト情報を参考に解説しています。
国土交通省『自動車アセスメント』、JAF『交通安全とエコ』、交通事故総合分析センター『交通統計(平成25年版)

助手席にチャイルドシート設置は法律違反なのか

警察庁とJAFが共同で行った2015年度の調査によると、チャイルドシートを使用している方の中で、「助手席に設置している割合が、約26%もいるという結果がありました。

道路交通法第71条の3に、チャイルドシートについての事が記載されています。

実は、どこにも「チャイルドシートを助手席に設置してはいけない」とは、なっていないのです。

「法律上は助手席に設置しても問題は無い」と言えます。

出典:道路交通法/チャイルドシート使用状況全国調査2015

チャイルドシートを助手席に設置した場合の3つの危険

法律上問題がないのであれば、助手席に設置してもいいのではないか、全国調査でもあらわれているように、26%の方が助手席に設置されている状況です。

ですが、なぜチャイルドシートを助手席に設置した場合に、どんな危険があるのでしょうか?

1.エアバックの危険性

エアバック

エアバックとは「エアバッグはあくまでシートベルト着装を前提とした上で、その効果を最大限に発揮する乗員保護システムの1つである。」としています。

自動車メーカーも助手席にチャイルドシートを想定してエアバックを取り付けているわけではなく、本来のシートベルトを使用した状態での衝撃緩和として取り付けているのです。

エアバックが開いたときの衝撃はかなりのものであるという実験結果がありますので、仮にシートベルトが使用できる状態(ジュニアシートを使って)になったとしても助手席に設置はおすすめ出来ません。

出典:ウィキペディア「エアバック」

2.交通事故から見る危険性

交差点

交通事故総合分析センターの平成25年版の事故統計によると、車両同士の事故の1位は、「追突事故」、2位「出会い頭」、3位「右左折時」となっています。

事故の一番多いパターンは「正面衝突」もしくは「後ろからの追突」です。

正面衝突は助手席、運転席ともに死亡事故につながるケースが多いです。

後ろからの追突は、「追突された衝撃で前の車にぶつかり、エアバックが作動してしまった」このようなケースが考えられますので、是非とも助手席は避けたいところです。

3.わき見運転の可能性

ママさんは、助手席に子どもを乗せておいた方が、「様子が分かるし」、「子どもが安心するかも」と思っている方が多いですね。

しかし、助手席を見た、その一瞬で事故につながることもあるのです。

それが、わき見運転です。

わき見運転は、死傷事故につながるという調査結果もあるので、チャイルドシートを助手席に設置した場合、どうしても気になってしまいますので止めておきたいところです。

出典:http://www.itarda.or.jp/itardainfomation/info90.pdf

助手席に設置しなければならない場合

2歳~3歳頃になると、子どもは前の座席(助手席)に乗りたがるようになります。

ママさんが子どもと2人で出かける時、助手席だと顔が見えるからと思って取付けしたくなるでしょう。

どうしても助手席にチャイルドシートを取付ける場合には、以下を気を付けるようにしましょう。

  • エアバックが届かないように座席を一番後ろまで下げる
  • チャイルドシートを前向き取付

新生児の場合は、前向きに取付が出来ないので、残念ですが、後部座席に設置しましょう。

まとめ

いかがでしたか?チャイルドシートを助手席に設置するのは危険がいっぱいですね。

ですが、やむをえず助手席に設置をしなければならない場合もあるかと思います。

その時は十分注意して、大切なお子さんをお守りください。

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