皆さんチャイルドシートはしっかりと固定されていますか?
間違ったチャイルドシートの取り付けをしている方が約63.5%にのぼるとも言われています。
そこで、次の5つのポイントについてお伝えします。
- 取り付け方向
- 取り付け角度
- 取り付け場所
- 取り付け時の注意点
- 乗せた後の確認
特に新生児期のチャイルドシートの正しい取り付けについて解説いたします。
これから初めてチャイルドシートを使う方に詳しく説明しますので、参考にしてください。
出典:日本小児科学会雑誌 第112巻 第6号
新生児期のチャイルドシートの取り付ける方向
まず、初めてチャイルドシートを使う時はどんな時ですか?
それは、出産後、病院へのお迎えの時だと思います。
生まれたばかりの赤ちゃん(新生児)は、自分の力で首や腰を支えることが出来ません。
少なくとも1歳までは、進行方向後向きで使用するようにしましょう。
理由は、広い面積を持つ背中全体で衝撃力を分散しするためであり、頭・首・背中全体を支え、首と脊髄への衝撃力を軽減させるのです。
新生児期のチャイルドシート正しい取り付け角度
新生児のチャイルドシートは正しい取り付け角度があるのです。
それは後向きに約45°で倒すことです。
車の座席の形状でこの角度が維持できない場合は、硬く丸めたタオルなどをチャイルドシートの下に押し込み、この角度を確保するようにしましょう。
この角度は、新生児の頭が前かがみにならないように、また気道の開通を妨げないようにするために必要な角度であり、首がすわるまで、新生児はこの角度を保つべきであるとしています。
新生児期のチャイルドシート適切な取り付け場所
取り付ける座席が一番適している所は、どこだと思いますか?
まず「助手席はおすすめしません。」
なぜ助手席はおすすめできないのか、知りたい方は『チャイルドシートを助手席に設置した場合の3つの危険とは』をご参照ください。)
結論を申し上げますと、後部座席が一番適切な位置となります。
日本の道路事情は左側通行であることから、後部座席でも「①の助手席の後ろ」をおすすめします。
ミニバンなど「3列目シート」がある車は、助手席後ろにチャイルドシートを設置しますと3列目への乗り降りが難しくなります。
その場合は、運転席の後に設置し、乗せる際は、危険ですので道路側からではなく助手席側から乗せるようおすすめします。
新生児期のチャイルドシート取り付け時の注意点
新生児のチャイルドシートを座席に取り付ける際は、少々、複雑かもしれません。
必ず製品付属の取扱説明書をよく読み、何度もチャレンジしてみてください。
米国運輸省道路交通安全局では、「しっかり締付けるということは、チャイルドシートの座面の揺れが2.5cm以内」であるとされています。
これを基準にして、取り付けをしたあと、チャイルドシートを揺らし、がたつきが大きければ再度やり直し、何度もトライしてみてください。
最終確認
新生児をチャイルドシートに乗せて、安心してはいけません。
きちんとバックルをセットし、調整用ベルトを引っ張り、子どもの両肩にフィットするように子供用ベルトの長さを調節しましょう。
調節目安は、新生児の鎖骨部分に指一本入るくらいに締め、ぴったりと体につくようすることです。
まとめ
いかがでしたか。
新生児期は、たくさん乗せる機会があると思います。
チャイルドシートを正しく取り付けることで、赤ちゃんの安全が守られますので、是非、参考にしてください。
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週末には、子どもと一緒に子供用品販売店に行って、子どもの洋服やチャイルドシート、ベビーカーなど見られている方も多いと思います。
子供用品販売店の中でも、「アカチャンホンポ」をご存知ですよね。
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