「車を廃車しようかなぁ」なんて声を聞いた事はありませんか?
燃えるゴミや不燃ゴミであれば、皆さんも捨てた経験があるかもしれませんが、車はそんな簡単に処分できるゴミではない事はお分かりですよね。
そんな車を廃車をするのであれば当然「費用がかかるでしょ」と考えてしまいますが、いくらぐらいかかるのか相場などを知っておく必要があると思います。
ここでは、廃車する際にかかる費用について、詳しく紹介していこうと思います。
これから廃車を考えている方は必見かもしれません。
廃車する場合に最初に考えるべき3つの廃車方法
「廃車をしたい」といっても、実は廃車をするには3つの方法があるのです。
皆さんはどれに当てはまるでしょうか。
- 永久抹消
- 一時抹消
- 輸出抹消
永久抹消とは、車を解体する事を目的とした登録方法で、永久抹消すると、もうその車を乗ることはできません。
台風や地震などの自然災害によって故障してしまった車や水没した車なども永久抹消登録を行うことになります。
永久抹消のメリットは、車検が1ヵ月以上残っている車の場合には、重量税が月割りで戻ってくることでしょう。
しかし、車の解体を行ってから15日以内に永久抹消の手続きを行わなければいけない制限がありますので注意してください。
「車の解体まではしない」、「今は乗らないけどいつか乗る」だなんていう方は、一時抹消の手続きになります。
一時抹消は、ナンバーが無くなりますので、公道を走ることが出来なくなります。
しかし、もう一度、運輸支局でナンバーを取得する手続きを取れば、再度、一時抹消した車を使用することが可能です。
一時抹消をするメリットは、自動車税の支払いをストップすることが出来るという事。
すでに支払い済の自動車税がある場合は還付を受けられる可能性もあります。
輸出抹消は、海外へ車を輸出する際に行う手続きのことを言います。
個人的に車を海外へ輸出することは無いかもしれませんが、運輸支局へ輸出をしようとする6ヶ月前から申請が可能となります。
一時抹消してある車も輸出は可能です。
それぞれの廃車方法について詳しく知りたい方は、「廃車をする前に確認するべき3つの廃車方法と必要書類」を確認してみてください。
廃車の費用はいくらかかる?手続きに必要な5つの費用
廃車は、必ず費用がかかります。
ご自身で廃車手続きをする場合と業者に依頼をして廃車をしてもらう場合とでは費用がかわってきますが、以下をご覧になってもらえればよくわかると思います。
1.抹消登録費
抹消登録費とは、上記にご紹介した「永久抹消」、「一時抹消」、「輸出抹消」の登録にかかる費用になります。
それぞれの費用は以下になります。
- 永久抹消:0円
- 一時抹消:350円
- 輸出抹消:350円
また、現在登録されている所有者の方の住所や氏名等が、転居や結婚等によって変更されている場合は、別途、変更登録の申請が必要となります。
その場合は、別途手数料350円がかかってきます。
2.車両輸送費
車両輸送費は、永久抹消をする場合にかかる費用になります。
「永久抹消をする=解体をする」と言う事になるので、解体をしてもらう業者まで車をどう運ぶかによって費用が変わってきます。
さらに「車検がある、なし」で、「自走可能か自走不可」かどうか、それによっても費用は変わってくるでしょう。
車検が残っている車の場合は、公道を走れますので、ご自身で解体業者まで持ち込むことが可能になります。
ご自身で車を持ち込むため、費用はかかりません。
しかし、面倒とか日程が合わない場合には、解体業者の方が引き取りに来ることになります。
レッカーなのか自走なのかで費用は変わってきますが、だいたい「0円~10,000円」を目安としておけばいいでしょう。
車検が切れている車は、公道を走ることは出来ないので、ご自身はもちろん、解体業者の方も車を乗って持ち帰ることは出来ません。
したがって、車検が切れている車は、解体業者はレッカーを使って車を引き取りに来ることになります。
車検が切れた車の引き取り費用は、場合によっては無料でやってもらえる可能性もありますので、だいたい「0円~10,000円」を目安としておけばいいでしょう。
3.廃車手続き代行
廃車手続き代行とは、ご自身で廃車手続きをするわけではなく、解体業者や中古車ショップの方に廃車を依頼する場合にかかる費用になります。
車両輸送費を含めて「廃車手続き代行」という場合もあるようですので、もし、業者に依頼する場合には、必ず確認したいポイントですね。
廃車手続きの代行は、人件費になりますので、とくに決まった金額はありませんが、解体業者さんのサイトをくまなく探してみたところ、「5,000円~15,000円」の範囲内が多く見受けられます。
4.自動車リサイクル料
車をお持ちの方は、新車でも中古車でも購入時に必ず「リサイクル料」を支払っていると思います。
しかし、初年度登録が平成17年(2005年)以前の車で「平成17年1月1日~平成20年1月31日に車検を受けていない車」である場合は、リサイクル料金を支払っていない可能性があります。
リサイクル料金を支払っているか支払っていないか不安な方は、自動車リサイクルシステムから「リサイクル料金検索」をしてみると良いでしょう。
必ずお手元に車検証を準備し、確認しながら入力します。
また、自動車リサイクルシステムでも料金が検索できない場合もあるそうですのですが、およそのリサイクル金額は以下になります。
- 軽自動車:6,000円~16,000円
- 普通車:10,000円~18,000円
リサイクル料を支払っていない場合は、解体業者へリサイクル料を支払うことになります。
5.印鑑証明書
廃車時に必ず必要になるのが、印鑑証明書になります。
印鑑証明書は住民登録してある市役所や区役所等で取得が可能ですが、住民基本台帳カード(住基カード)またはマイナンバーカードがある場合のみ、コンビニでも交付が可能となります。
どの抹消手続きでも条件は同一で、印鑑証明書は「所有者のもので発行後3ヶ月以内のもの」となりますので、廃車をすると分かってから取得すると良いでしょう。
- 印鑑証明書:1通300円(自治体によって若干異なります)
廃車を考える前に確認するべきサイト
- もう車に乗らないけどうちの車売れないよな・・
- 事故した車って売れないよな
- 廃車にしたいけどどうしたらよいかわからない
もし、そのような事を感じているのであれば、断言してもいいです。
その車は売れます!
無料で引き取る業者もありますが、確実にお金に出来ますので、まずは、見積を取ってみるのが良いです。
ここでは、廃車買取や事故車の買取でおすすめのサイトをご紹介いたします。
1.事故車買取 タウ
事故車買取の<タウ>は、過去20年で累計53万台ものの事故車の買取実績がある会社です。
「事故車 買取」と検索をしてトップに出てくることから安心できるのではないでしょうか。
事故車売却シミュレーターは、個人情報不要で簡単に見積ができますので、試してみてもいいでしょう。
2.カーネクスト
車買取カーネクストは、廃車買取のスペシャリストです。
顧客満足度95%以上、どんな車も0円以上で買い取ってくれます。
全国対応ですので、まずは見積もりから始めてみてはいかがでしょうか。
まとめ
廃車の費用について、いかがでしたでしょうか。
廃車は最終的な判断でありますので、まずは廃車の前にその車を売ってみる事も考えるべきだと思います。
こんな車売れるわけないと思ったら、それは間違いですよ!