事故で廃車する場合に知っておくべき全損の2つのポイント

 (更新日:2020/03/03)

事故 廃車

面白い統計があり、1年間に交通事故で死傷する確率が約0.5%で、一生のうち交通事故にあう確率は約36%だと言われ、一方で、事故を起こす確率は約2%の割合だと言います。

そんな事故で気になる事と言ったら「事故した車はすべて廃車になるのか」と誰もが思う事だと思います。

テレビで見るような、車の跡形もないような事故であれば間違いなく廃車になりますが、どのくらいであれば修理した方が良いのかと迷ってしまう方、前もって知りたい方もいらっしゃる事でしょう。

ここでは、そんな事故と廃車について徹底的に調べてみました。

車の事故の種類と全損

皆さんは、車の事故と聞くとどんな事故を想像しますか?

車の事故は、主に以下の4つに該当します。

  • 人身事故
  • 物損事故
  • 災害事故
  • 盗難

さらに、上記の4つの事故タイプは、どの事故も廃車になる可能性があります。

事故によって廃車となるには、「もうその車には乗れない」事が重要になります。

そこでポイントは「全損(ぜんそん)」という言葉。

全損という言葉を一度は聞いたことがあるかもしれませんが、車がグチャグチャになるような事故をイメージするかもしれません。

実は、全損には次の3つの定義があるのです。

  • 物理的全損:修理不能な状態
  • 経済的全損:修理費が時価額より高額な場合
  • 盗難・災害
物理的全損と盗難

物理的全損と盗難は、分かりやすい全損ではないでしょうか。

物理的全損は、事故によって物理的に修理できない状態の事を表しています。

バンパーだけ外れたぐらいであればいいですが、テレビで見かける事故で、車種もわからないような状態をイメージしてください。

また、盗難にあったり、災害によって車が紛失(流された)なども物理的全損と言われます。

経済的全損

経済的全損は、少々難しいです。

修理費が時価額より高額な場合とお伝えしましたが、何じゃこりゃと思われますよね。

とくに年式が古い車の事故の場合、車の時価額よりも修理代金のほうが高額になる場合があります。

そんな場合のことを「経済的全損」と言います。

次に時価額というキーワードですが、ある裁判で以下の判例があります。

自動車の事故当時における取引価格は、原則として、これと同一の車種・年式・型、同程度の使用状態・走行距離等の自動車を中古車市場において取得するに要する価額によって定めるべき

判断材料として用いるのが、中古車価格情報専門誌である「レッドブック」や中古車販売情報、中古車情報誌などになり、事故をした車両に近いものを探し、その価格を時価額として判断します。

さらに、たとえ修理して乗れる車であっても、修理代金が車の時価額を上回る場合、時価額分しか保険金が支払われないので、廃車にしてしまうか、もしくは保険金+自腹で修理代金を追加して修理するしかありません。

では、時価額分で次の車が買えるかと思いませんか?

答えは、残念ですが、車を購入するには諸経費(車庫証明、ナンバー、重量税など)や消費税がかかりますので、車体価格とは別で考えなければいけません。

100万の保険金があったとしても、100万円の中古車を買えるのではなく、実質、70~80万円くらいの車体価格の中古車を購入することになるでしょう。

さらに車なんてすぐに見つかることはないので、車が無い時間もマイナスだと言えます。

全損と車両保険の関係

車をお持ちの方だけではなく、カーシェアやレンタカーなどには、必ず保険がかかっています。

それが「自賠責保険」と言われる保険です。

しかし、この自賠責保険は「人身事故に限られる保険」であり、車をぶつけた、車をこすった、場合には保険金は支払われません。

そこで、車をぶつけた、車をこすった時に使用できる保険が任意保険と言われる、自賠責保険以外の自動車保険になります。

任意保険はほとんどの方が入っているかと思いきや、なんと加入率が74%だと言います。

では、任意保険に加入していて「全損」をしてしまった場合、保険金が受け取れるのかというと、結論は加入している保険内容で変わると言う事です。

ポイントは、任意保険の中でも「車両保険」といわれる部分になります。

自動車保険の保険内容をきちんと認識している方は、とても少なく、皆さん、保険に入っているから安心と思いがちです。

どんな場合に、いくらの保険が適用されるのかをきちんと理解しておく必要があります。

ここでは、全損のシチュエーション毎の車両保険についてご紹介したいと思います。

1.自分でぶつけて大破

相手がいない、自分で電柱などにぶつけて車に損害を与えてしまった場合、車両保険に入っていなければ、保険金は受け取ることはできません。

さらに車両保険に入っていても、車両保険の補償内容(プラン)によっては保険金は支払われないことがあります。

以下の一般的な自動車保険プラン名であれば、相手がいない単独事故による保険金は支払われないと考えておきましょう。

  • 一般車両、一般条件、ワイドカバー、フルカバーなどのプラン:支払われる
  • エコノミー、車対車+A、限定車両、スタンダードなどのプラン:支払われない

2.相手にぶつけられて大破

相手の過失、故意によって自分の車が損害を受けた場合、基本的には相手の自動車保険を使用して保険金が支払われることになります。

全損時には、自分の車の価値(時価額)に相手の過失割合をかけた分の金額が支払われます。

しかし、相手が任意保険に入っていなければ、相手の自腹で支払わないといけないのですが、支払い能力が無ければ支払われないケースもあり得ます。

過失割合がポイントになりますが、相手にぶつけられて、その相手が逃げてしまった(当て逃げ)場合は、相手が特定されなければ保険金は支払われません。

ちなみに相手が逃げてしまった場合でも以下のプランであれば保険金は支払われることになります。

  • 一般車両、一般条件、ワイドカバー、フルカバーなどのプラン:支払われる

意外と、相手にぶつけられた場合は先方と過失割合について、もめるケースも多いようです。

3.盗難による全損

盗難による車の紛失は、全損扱いと同じことになります。

さらに車両保険に入っていても、車両保険の補償内容(プラン)によっては保険金は支払われないことがあります。

以下の一般的な自動車保険プラン名であれば、盗難による車両保険の保険金は支払われないと考えておきましょう。

  • 一般車両、一般条件、ワイドカバー、フルカバーなどのプラン:支払われる
  • エコノミー、車対車+A、限定車両、スタンダードなどのプラン:支払われない

4.故障による全損

運転中、急に車が故障してしまった場合など、車の故障による車両保険の支払いについてはどうなのでしょうか?

結論は、故障による車両保険の支払いは、どんな補償プランでも支払われません。

旅行途中で故障した場合は、ロードサービスを使用し、もし修理できない、修理代が高額であれば、廃車にするしかありませんね。

カーネクスト

保険金額

車両保険 イメージ

算出条件
保険始期:令和1年11月
車名:ヴェルファイア
型式:ANH20W
初度登録年月:平成21年6月
使用目的:日常・レジャー
年間走行距離:3,000~5,000km以下
ノンフリート等級:6等級
年齢条件:35歳以上補償
運転者限定:本人限定
割引:ゴールド免許割引
記名被保険者:43歳・東京都在住
対人賠償保険:無制限
対物賠償保険:無制限

自動車保険の一括見積で上記の算出条件で入力し、エコノミー車両保険で見積もりを取ってみました。

各社保険料に違いが出ますが、一番確認したいところは車両保険の「保険金額」という欄になります。

この保険金額は言ってみれば、「全損になった時いくらまで補償してくれる金額」という事で「全損」とは、損害額・修理費が保険金額を超えてしまうことを言います。

保険会社は車体価格表と言う一覧があり、それをもとにこの保険金額を設定しますが、一括見積の場合は対面での手続きではないので、車名、年式などからあらかじめ設定された金額となります。

ヴェルファイアでは、130~185万までの保険金額が設定されました。

さらに保険会社によっては車両全損臨時費用などの特約が設定されていることがあり、その場合は、保険金額の10%(上限20万円)も支払われることになります。

まとめ

事故と廃車の関係性はいかがでしたか。

交通事故統計によると、2018年中の交通事故発生件数は43万件で、1日約1,180件の交通事故がありました。

この1日1,180件の交通事故は、皆「自分は事故らない」と思っていたかもしれません。

車が全損した場合、保険でなんとかなると考えるのであれば、まずは車両保険に加入していないといけません。

しかし、車両保険は高級車やスポーツカーなど保険料が高く設定されているので、どこまでの補償を取るかによって選択してみてください。

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