軽自動車のディーゼル車をお探しの方!
先に結論を申し上げると
2024年現在、軽自動車のディーゼル車はありません。
なぜ、軽自動車にはディーゼルがないのか、環境的な問題?構造の問題?などいつくか考えられます。
ここからは、軽自動車のディーゼルについてご説明いたします。
過去に軽自動車でディーゼル車があった
昭和生まれの方は懐かしい、あのヤン坊マー坊でおなじみの「大きなものから小さなものまで、動かす力だヤンマーディーゼル」という天気予報をご存知だと思います。
ヤンマーと言えば耕運機もしくはトラクターのメーカーではありますが、昭和60年頃に、360㏄V型2気筒ディーゼルエンジンを搭載した軽トラックを販売していました。
その名もヤンマー・ポニー。
しかし、わずか1年半程度の販売期間で、総生産台数は600台程度ということだったようです。
それ以来、軽自動車のディーゼル車は、販売されていません。
軽自動車にディーゼル車が無い4つの理由
ディーゼルエンジンは、ガソリンエンジンと比べて燃費性能に優れており、力強い走りが特徴です。
また、ディーゼルエンジンは高燃費で高トルク、使用する燃料も軽油であるため燃料単価がガソリンに比べて安いです。
ではなぜ、ディーゼルエンジン搭載の軽自動車はないのか?
いつくかご紹介いたします。
エンジンの重さ
ディーゼルエンジンは、ガソリンエンジンよりも大幅に圧縮比が高く、また高圧の燃料ポンプや高圧に耐えられるインジェクターなども必要なため、とても頑丈な構造にする必要があります。
軽自動車の排気量は現在660cc以下と定められていますので、重いエンジンは軽自動車には不向きです。
製造コスト
ガソリンエンジンより、ディーゼルエンジンのほうが製造コストが高いためです。
ディーゼルエンジンは、ガソリンエンジンよりもパーツの数が多く、強度も必要なため、とても頑丈な構造にする必要があります。
そのため製造にかかるコストも高くなるため、車両価格もガソリンエンジン車よりも高額になります。
軽自動車を求めている方は、価格の安さにも注目している方が多いと思われるので、価格の高くなるディーゼルエンジンは軽自動車には不向きです。
メンテナンスの費用
ディーゼル車は、ガソリン車よりもエンジンオイルの交換期間が短く、オイル代がかかります。
使用するエンジンオイルも使う種類によっては、ガソリン車より高いオイル交換代となるケースがあります。
軽油は、燃焼時に煤や黒煙が発生し、そのまま排出すると空気を汚してしまいます。
そのためディーゼルエンジンには、これらの有害物質を取り除くするDPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)が付いています。
ある程度汚れが溜まると自動的にクリーニングされるのですが、その際にエンジンオイルを使用するので、ガソリン車よりもエンジンオイルを頻繁に交換しなければいけません。
ガソリン車のエンジンオイル交換目安は「3,000km~5,000km」程度と言われています。
軽自動車を選んでいる方は、価格を抑えたく思っていると思いますので、維持費が高くつくことは、軽自動車には不向きと言えます。
振動が大きい
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンとでは、燃焼の仕方が違います。
ガソリンエンジンは、点火プラグによってガソリンと空気が混ざった混合気に着火し燃焼していきます。
ディーゼルエンジンは、圧縮した空気に燃料を噴射することで自然発火させます。
そこで発生した空気は、高い圧力で圧縮されているので、爆発時にエンジンへ強い振動が発生します。
普通自動車に比べて、軽自動車は軽量ですので、ディーゼルエンジンの振動が直で伝わる軽自動車には不向きと言えます。
まとめ
軽自動車のディーゼルについていかがでしたか。
ディーゼルエンジン自体はメリットも多く、良いものなのですが、重量、コストを考えると軽自動車には不向きと言えます。
軽乗用車は、日常の足として利用されることが多く、比較的に短距離での仕様がメインであるため将来的にも、ディーゼルエンジン搭載の軽自動車は、登場しないのではと推測します。
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