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車検

4ナンバーの車検費用を比較して分かった4つのメリット・デメリット

2020年5月24日

4ナンバー 車検

車をお持ちの方ならご存知の車検ですが、ほとんどの方は「車検は2年に1回」と思っている事でしょう。

しかし、それは3ナンバーや5ナンバーなどの普通乗用車に該当します。

軽トラックやハイエースバンなどは、ナンバープレートに4という数字がある、いわゆる「4ナンバー」が取付けられているのを見かけた事もあるかもしれません。

その4ナンバーの車検は、ずばり「1年ごとに車検を受けなければいけない!」と言う事なのです。

※普通車新車登録時は2年の車検になりますが、営業用(事業用)の場合は、新車登録時も1年の車検となります。また、4ナンバー軽自動車の場合は、自家用、営業用問わず、新車登録、継続検査(2回目以降の車検)ともに2年の車検となります。

ここでは、4ナンバーについてメリット・デメリット含め、車検についてもご紹介したいと思います。

4ナンバーの定義

軽トラ

皆さんは4ナンバーが何となく好きだからとかラッキー数字だからといって、好き勝手に4ナンバーを取得できる訳ではありません。

また、4ナンバーは運転手以外乗ってはいけないんでしょ、なんて事もないです。

4ナンバーは、「小型貨物自動車」に分類され、以下のような定義がありますので、ご確認ください。

  • 全高2.0m以下
  • 全幅1.7m以下
  • 全長4.7m以下
  • 総排気量2,000cc以下(ディーゼル車は無制限)
  • 乗車部分と貨物部分との間に仕切りや壁がある
  • 乗車面積より貨物面積の方が広い

条件が多すぎて難しいと思われるかもしれませんが、そんな事はありません。

例えば、トヨタ車でご紹介してみると以下の3車種は、いずれも4ナンバーで登録する事が可能と言う事です。※他にもあります。

車名排気量使用燃料全長全幅全高
ピクシストラック0.658Lレギュラー3,395mm1,475mm1,780mm
ライトエースバン1,495Lレギュラー4,045mm1,665mm1,900mm
ハイエースバン2,754L 軽油4,695mm1,695mm1,980mm

4ナンバーの車検費用を比較して分かった4つのメリット・デメリット

一般的には4ナンバーは、荷物を運ぶ商用車として登録をされていると思います。

ナンバーが付いているということは、必ず車検をする時期が来るということですが、4ナンバーの場合の車検費用ってどうなるのかを知っておくと良いでしょう。

車検でかかる費用と言えば、ご自身で運輸支局に持ち込んで車検を受ける「ユーザー車検」以外であれば、以下の3つの車検費用がかかります。

  • 法定費用:自動車重量税・自賠責保険料・検査手数料のことで、どの車でも必ずかかる費用
  • 点検費用:業者の売り上げ。点検費用・整備費用・代行手数料・検査料と様々な言い方があります
  • 消耗品交換代:ヘッドライト電球やブレーキランプ等の交換など消耗品の交換(※業者によっては点検費用に含む場合がある)

上記をふまえ、メリットやデメリットをお伝えいたします。

デメリット

1.1年車検

4ナンバーの車検で最大のデメリットは「1年ごとの車検」と言えます。

4ナンバーの普通車を新車で購入する場合、新車購入時は2年の車検が付きますが、それ以降は1年ごとの車検になるのです。

さらに営業用(事業用)の場合には、新車でも登録は1年の車検しか付いておらず、毎年車検が来ると思うと、やはりデメリットと言えるでしょう。

また、軽自動車の4ナンバーは、新車登録や継続検査(2回目以降の車検)問わず、「2年毎の車検」になります。

3ナンバー、5ナンバーなどの普通車は2年に1回の車検に対し4ナンバーの車は、1年の車検になるので、費用もかかるのではないかと思われる方も多いと思います。

どれくらいの費用に違いが出るのか検証してみたいと思います。

軽4(自家用)

項目軽トラ(4ナンバー)軽自動車(5ナンバー)
車検期間2年2年
点検費用13,200円13,200円
代行手数料14,300円14,300円
自賠責(24ヶ月)24,790円21,140円
重量税(2年)5,200円6,600円
印紙代2,100円1,500円
消耗品--
合計費用59,590円56,740円

上記価格は、オートバックスの車検情報より抜粋したもので、初度登録後13年未満の「平成27年度燃費基準”未”達成車」を基準としました。

点検費用や代行手数料は、カーショップの手数料になるので、費用にばらつきがあると思いますので、ご自身が車検を受けるカーショップへ手数料を問い合わせてみて下さい。

軽自動車の場合は1年車検ではないですが、軽の4ナンバーと軽の5ナンバーを比較した場合、点検費用が同一価格であれば、「約3,000円」程、軽4ナンバーの方が高いことが分かります。

ハイエースバン(自家用)

項目ハイエースバン(4ナンバー)ハイエース(3ナンバー)
車検期間1年2年
点検費用13,200円15,290円
代行手数料11,000円14,300円
自賠責15,050円21,140円
重量税12,300円32,800円
印紙代1,600円1,600円
消耗品--
合計費用53,150円85,130円

上記価格は、オートバックスの車検情報および車検館の車検費用より抜粋したもので、初度登録後13年未満の「平成27年度燃費基準”未”達成車」を基準としました。

点検費用や代行手数料は、カーショップの手数料になるので、費用にばらつきがあると思いますので、ご自身が車検を受けるカーショップへ手数料を問い合わせてみて下さい。

上記を見るとハイエースバン(4ナンバー)のほうが安いじゃない!と思われるかもしれませんが、4ナンバーの車検は1年毎です。

従って53,150円×2年=106,300円がかかる計算となり、21,170円も多く支払う事になります。

また、1年に1回の車検ですから、あっという間に車検がきてしまう事もデメリットと言えるでしょう。

2.自賠責保険料

車検時には、必ず自賠責保険料がかかります。

2020年4月から自賠責保険料が変更されましたのでご注意ください。

普通車の場合、基本2年に1回の車検ですから24ヶ月「21,550円」の自賠責保険料を支払うのに対し、4ナンバーの場合、新車登録時は2年、それ以降は1年ごとに車検となるので24ヶ月で計算した場合「24,790円」と3,240円多く支払う事になります。

したがって、普通車および軽自動車より4ナンバーの方が自賠責保険料が高いという事です。

 4ナンバー自家用4ナンバー営業用普通車軽自動車
12ヶ月15,050円19,310円13,410円13,210円
13ヶ月15,860円20,470円14,090円13,870円
24ヶ月24,790円33,230円21,550円21,140円
25ヶ月25,580円34,360円22,210円21,780円

メリット

1.自動車税

4ナンバーの最大のメリットは「自動車税が安い!」事があげられます。

自動車税は、毎年4月1日時点での車検証上の所有者に課せられる税金で、5月ぐらいに納付書が届きます。

法定費用ではないですが、納税をしていなければ、車検は受けられません。

自動車税は「自動車の種類、用途、排気量など」によって金額が決まりますが、4ナンバーの場合は「最大積載量」で税額が決まるのです。

小型貨物自動車の自動車税は以下になります。

 自家用貨物営業用貨物
軽自動車5,000円3,800円
1t以下8,000円6,500円
1t~2t以下11,500円9,000円
2t~3t以下16,000円12,000円
3t~4t以下20,500円15,000円
4t~5t以下25,500円18,500円

最大乗車定員が4人以上の車については、貨客兼用車として総排気量に応じて以下の金額になります。(この場合の積載量は、最大乗車定員が乗車した時の積載量)

貨客兼用車
最大積載量総排気量自家用営業用
1t以下1L以下13,200円10,200円
1L超~1.5L以下14,300円11,200円
1.5L超16,000円12,800円
1t超~2t以下1L以下16,700円12,700円
1L超~1.5L以下17,800円13,700円
1.5L超19,500円15,300円
2t超~3t以下1L以下21,200円15,700円
1L超~1.5L以下22,300円16,700円
1.5L超24,000円18,300円

軽自動車の自動車税は、自家用であれば「10,800円」、営業用「6,900円」ですが、4ナンバーの軽自動車は自家用「5,000円」と年間5,800円も安くなります。

2.重量税

1年自家用
車両総重量右以外13年経過18年経過
1t以下3,300円4,100円4,400円
~2t6,600円8,200円8,800円
~2.5t9,900円12,300円13,200円
~3t12,300円17,100円18,900円
~4t16,400円22,800円25,200円
~5t20,500円28,500円31,500円
~6t24,600円34,200円37,800円
~7t28,700円39,900円44,100円
~8t32,800円45,600円50,400円
1年事業用
車両総重量右以外13年経過18年経過
1t以下2,600円2,700円2,800円
~2t5,200円5,400円5,600円
~2.5t7,800円8,100円8,400円
~3t7,800円8,100円8,400円
~4t10,400円10,800円11,200円
~5t13,000円13,500円14,000円
~6t15,600円16,200円16,800円
~7t18,200円18,900円19,600円
~8t20,800円21,600円22,400円
検査対象軽自動車
 右以外13年経過18年経過
2年自家用6,600円8,200円8,800円
2年事業用5,200円5,400円5,600円

3,5ナンバーの重量税は「車両重量」で税額が決まるのに対し、4ナンバーの重量税は「車両総重量」で税額が決まります。

一方で、軽自動車は車両総重量ではなく、自家用なのか事業用なのかで分かれているだけです。

さらに、重量税は年式が古くなればなるほど税額が加算されますし、燃費が良い車はエコカーとして重量税額が優遇されます。

4ナンバーの重量税もエコカーの優遇がありますが、「車検日時点で初年度登録から13年経過した車か」、「18年以上経過している車か」、「それ以外か」の3つは知っておいて損はないと思います。

仮に、「3ナンバー、13年未満車、車両重量2t以下」の重量税は32,800円(2年分)になりますが、「4ナンバー自家用、13年未満車、車両総重量2t以下」は6,600円

と重量税の金額を比較しても、安いのは明らかです。

普通車の重量税について、もっと詳しく知りたい方は「車検で必要な自動車重量税の9つの税額【超最新版】」をご覧ください。

まとめ

4ナンバーの車検についていかがでしたか。

4ナンバーの場合、1年なんてあっという間に、また次の車検がきてしまいますが、1年毎に点検整備が行われるかと考えれば、安心して使用が出来るとも言えます。

普段の使用で4ナンバーの車を持とうと思う方は少ないと思いますが、今回の記事を参考にしてもらい、メリットやデメリットを再確認してもらえれば幸いです。

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  • この記事を書いた人

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