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スタッドレスタイヤ タイヤ

タイヤバーストはなぜ起きる?見落としがちな原因と注意点

2025年4月25日

タイヤ バーストとは

「走行中に突然“バンッ!”という音がして、車が大きく揺れた…」

これは、ドライバーなら誰にでも起こり得るタイヤバーストの瞬間かもしれません。

バーストは、単なるタイヤのトラブルではなく、車のコントロールを一瞬で奪い、大事故に直結する危険性の高い現象です。

しかしその一方で、日頃の点検やちょっとした意識で、防ぐことができるトラブルでもあります。

ここでは、タイヤバーストの原因や発生しやすい状況、もしもの際の対処法、そして何より大切な予防策について、わかりやすく解説していきます。

タイヤバーストとは?基本の意味と発生の仕組み

タイヤバーストとは、車の走行中にタイヤが突然破裂し、空気が一気に抜けてしまう現象のことです。

バーストが起きるとハンドル操作が困難になり、非常に危険な状況に陥ります。

一見似たように思われがちな「パンク」との違いは、空気が抜けるスピードと破裂の仕方にあります。

パンクは釘などが刺さって少しずつ空気が漏れるのに対し、バーストは圧力の限界を超え、突然大きな音とともに破裂します。

バーストが起きる仕組みは、内部の空気圧が高まりすぎたり、外部からの強い衝撃によってタイヤ構造が崩壊することが原因です。

タイヤはゴムとワイヤーによる構造で強度が保たれていますが、そのバランスが崩れると一瞬で破裂するのです。

タイヤがバーストする主な原因とは?

日常生活でありがちな“ちょっとした油断”が、実はバーストの引き金になっています。

以下に主な原因を詳しく整理しました。

また、過去に修理歴があるタイヤや再使用タイヤ(リトレッドタイヤ)なども、構造上バーストのリスクが高くなるため注意が必要です。

原因具体的な説明
空気圧の過不足空気圧が基準より高すぎると内部に無理な圧力がかかり、低すぎるとタイヤがたわんで摩擦熱が増加。どちらも破裂リスクが高まる。
経年劣化製造から5年以上経ったタイヤはゴムが硬化し、柔軟性を失い衝撃に弱くなる。特にひび割れがあるものは危険。
縁石・段差との接触縁石に乗り上げたり擦ったりするとサイドウォールに内部損傷が起き、弱点となってバーストする。
異物踏みつけガラス片やネジなどの異物を踏んだ際、外見上問題がなくてもタイヤ内部で損傷が進行していることがある。
過積載タイヤにかかる荷重が大きくなり、走行中に高温・高圧状態となって破裂しやすくなる。

バーストが起きやすい状況・環境とは?

バーストが特に起こりやすいのは、次のような条件が重なるときです。

  • 真夏の高速道路:路面温度が60度以上になることもあり、タイヤ内部の温度・圧力が急上昇します。
  • 空気圧未調整の長距離ドライブ:高速走行と未整備のタイヤが組み合わさると最も危険。
  • 山道・段差・悪路走行:衝撃によってサイドウォールにダメージが蓄積しやすい。
  • 経年劣化タイヤの継続使用:見た目に問題がなくても内部がもろくなっており、高速走行で破裂するリスクが高まります。

特に、帰省ラッシュ・旅行シーズン・猛暑日のロングドライブでは、普段より慎重な点検が欠かせません。

バーストが起きたときの正しい対処法

万が一、走行中にバーストが起きた場合、まず第一に「落ち着くこと」が命を守るために必要です。

焦ってハンドルを切ったりブレーキを踏み込んだりすると、かえって事故の危険性が高まります。

  1. 大きな音や車の揺れを感じたら、すぐにハンドルをしっかり握る
  2. アクセルを戻し、徐々に減速(急ブレーキはNG)
  3. 車体が安定するまで直進を保ち、路肩や非常駐車帯へ安全に移動
  4. 停車後はハザードランプを点灯し、三角表示板を設置
  5. JAFや保険会社のロードサービスへ連絡する(自身での修理は危険)

スペアタイヤを積んでいても、自分での交換作業は危険が伴います。

特に高速道路では、ガードレールの外に出ることすらリスクになるため、まずはプロを呼ぶのが鉄則です。

バーストが与える被害とそのリスク

バーストはタイヤのトラブルにとどまらず、事故や人命に直結する重大なリスクです。

高速道路でのバースト事例では、以下のような被害が報告されています。

  • 車線逸脱による中央分離帯への衝突
  • 後続車の追突による多重事故
  • スピン・横転による乗員の重傷・死亡事故
  • バーストした破片が周囲車両に当たり二次被害を発生

JAFによると、2023年だけでも高速道路でのタイヤ破裂による救援出動は年間1万件以上。

しかもその多くが「空気圧不足」や「劣化によるひび割れ」が原因とされています。

日常点検を怠らないことが、家族の命や他人の安全を守る第一歩です。

タイヤは「乗り心地」ではなく「安全性」を左右する最重要パーツ。後回しにせず、こまめにチェックをしていきましょう。

バーストを防ぐためにできる日常点検と対策

タイヤの状態を日々チェックすることは、バーストを防ぐための最も確実な方法です。

以下に点検・予防のポイントを整理しました。

  • 月1回の空気圧チェック:適正空気圧は車種ごとに異なり、運転席ドア付近に表記されています。
  • 外観のひび・傷チェック:サイドウォールやトレッドに不自然な割れや膨らみがないか確認。
  • タイヤの製造年月日確認:タイヤ側面の「4桁の数字(例:3222=2022年32週)」が目安。5年を超える場合は注意。
  • ローテーションとバランス調整:5000km〜8000kmごとにタイヤの位置を変えると、偏摩耗を防げます。
  • タイヤ交換の目安を守る:溝の深さが1.6mm未満の場合は法的にも交換が義務です。

また、長距離運転前や荷物を多く積むときは、空気圧をあえてやや高めに設定するなどの工夫も有効です。

まとめ

タイヤバーストは、予期せぬタイミングで発生し、車両の制御不能や事故へとつながる深刻なリスクを持つトラブルです。

特に、高速道路や長距離運転中に起きた場合は、パニックを引き起こすだけでなく、命に関わる重大な事故へと発展する可能性もあります。

しかし、空気圧の定期チェックやタイヤの劣化確認など、日常的にできるメンテナンスによって、バーストの多くは未然に防ぐことが可能です。

大切なのは、「まだ大丈夫だろう」と油断せずに、タイヤを“消耗品”ではなく“命を守る装備”として意識すること。

安全なドライブのために、今一度タイヤの状態を見直してみましょう。

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