「JAF」と言えば、ロードサービスの会社をイメージされると思います。
しかし、すでにJAFに加入している方やこれからJAFに加入する方は、意外によく分かっていないのが「料金について」ではないでしょうか。
JAFに加入している方は、更新時にいくらかかるのか、加入を検討している方は、年会費や月会費があるのかなど、知っておいた方が良いことはたくさんあります。
ここでは、そんなJAFの料金について、詳しく調べてご紹介したいと思います。
JAFについて
出典:https://jaf.or.jp/individual
JAF(ジャフ)と言われれば、ほとんどの方は「ロードサービス」を思い浮かべると思います。
JAFとは正式名称を「一般社団法人 日本自動車連盟」と言い「JAPAN AUTOMOBILE FEDERATION」と英語表記の頭文字からJAFと言われています。
設立は1963年と50年以上の歴史があり、北海道から沖縄まで全国に支部を設けています。
JAFの会員数は約2,000万人と日本の総人口の内、免許保有者(18歳~80歳)を約1億人と計算した場合、実に免許保有者の20%はJAFに加入しているという計算になります。(5人に1人)
JAFと言えば「ロードサービス」と言われるように、年間で約216万件以上の救護件数があり、1日あたり約6,000件の依頼が全国であるということです。
JAFはロードサービスにとどまらず、社会的課題への取り組みやモータースポーツの振興など、啓発活動を積極的に行っています。
また、JAF会員の方にメリットを感じてもらえるよう、「会員優待サービス」として、プレゼント企画やイベント企画なども行っていますので、これから加入を検討している方もロードサービスだけではない事を理解しておくと良いと思います。
JAFで知っておくべき3つの料金とは
JAFは、車が故障したときに助けてくれる「ロードサービス」ですが、実は、JAFに加入していなくてもJAFのロードサービスは受けることが可能です。
当然かもしれませんが、JAFに加入していなければサービスを受けるには料金がかかりますが、JAFに加入していない方がサービスを受ける場合の支払方法なども知っておくべきです。
そんなJAFで知っておくべき色々な料金についてまとめてみたので、ご覧ください。
1.入会金
JAFは以下の3つの会員制度があります。
- 個人会員
- 家族会員
- 法人会員
JAFの会員になるには、基本的に「入会金」がかかります。
しかし、この入会金は、どの会員かによって変わってくるのです。
とくに個人会員ですと、複数年一括で契約をしたり、クレジットカード払いで入会をした場合は、入会金の優遇がありますので、ご活用ください。
障碍者手帳をお持ちの方は、入会金が無料になりますので、詳しくは「総合案内サービスセンター」まで連絡をしてみてください。
また、入会や年会費について、詳しく知りたい方は「JAFに入会する前に知っておくべき入会金や年会費【まとめ】」を確認してみると良いでしょう。
個人会員の入会金
1年分 | 2,000円 |
1年分+自動振替 | 1,500円 |
2年分一括 | 1,500円 |
3年分一括 | 1,000円 |
5年分一括 | 無料 |
家族会員の入会金
入会金 | 無料 |
法人会員の入会金
入会金(初年度のみ) | 2,000円 |
2.年会費
JAFは以下の3つの会員制度があります。
- 個人会員
- 家族会員
- 法人会員
JAFの会員は、必ず「年会費」がかかります。
年会費は、複数年一括で支払っても料金の優遇はありません。
また、法人会員の場合の年会費は注意が必要です。
個人会員の年会費
1年分 | 4,000円 |
1年分+自動振替 | 4,000円 |
2年分一括 | 8,000円 |
3年分一括 | 12,000円 |
5年分一括 | 20,000円 |
家族会員の入会金
年会費 | 2,000円 |
法人会員の入会金
法⼈特定会費 | 2,000円 |
車両特定会費 | 2,000円 |
法⼈特定会費とは「法⼈(団体)ごとに⽀払する年会費」で、⾞両特定会費は、「法⼈(団体)が登録される⾞両1台ごとの年会費」になります。
例えば、新規でJAF法人入会したい会社で、車5台を登録したい場合は、
入会金:2,000円
法人特定会費:2,000円
車両特定会費:2,000円×5台=10,000円
合計 14,000円となります。
2年目以降は、上記の場合ですと法人特定会費と車両特定会費の合わせて、入会金を除いた12,000円がかかるという計算になります。
3.ロードサービスの料金
急に車が故障してしまっても、JAF会員の方であれば、基本的には無料でロードサービスを受けること出来ます。
さらに、冒頭でもお伝えしましたが、JAF会員でなくてもJAFのロードサービスを受けることは可能です。
次に、皆さんは、任意保険と言われる自動車保険に加入されていると思いますが、自動車保険を扱う保険会社によっては、ロードサービスが付帯している場合があります。
意外とご存じない方も多いので、これを機に確認をしてみると良いと思います。
ちなみに、自動車保険のロードサービスは「車に付帯するロードサービス」ですが、JAFの場合は「会員の方に付帯するロードサービス」です。
どういう事かと言うと、マイカーだけではなく、友達の車やレンタカー、カーシェア、など自分で運転していなくても、助手席や後部座席に同乗していたら、ロードサービスの対象となると言う事です。
しかし、JAFのロードサービスでも料金がかかる場合もあります。
どんな料金がかかるのか、JAF会員でない方はいくらぐらいかかるのか、詳しくご紹介いたします。
一般道路と高速および専用道路で少々内容が異なります。
一般道路の場合のロードサービス料金
料金種別 | JAF会員 | 入会していない方 | |
8時~20時 | 20時~8時 | ||
基本料 | 無料 会員証は必ず携帯し、救援現場で提示 | 8,380円(税込) | 10,480円(税込) |
作業料 | 工数 0.5まで無料、工数の定めのない作業は、作業時間30分以内無料 | ロードサービス作業工数表による | |
けん引料 | 15kmまで無料 15km超過1kmごとに730円(税込) | 1kmごとに730円(税込) | |
部品・油脂・燃料代 | 実費(税込) | 実費(税込) |
高速・専用道路の場合のロードサービス料金
料金種別 | JAF会員 | 入会していない方 | |
8時~20時 | 20時~8時 | ||
基本料 | 無料 会員証は必ず携帯し、救援現場で提示 | A料金(本線上、加速・減速車線、バスストップなど、B料金以外の場合) | |
16,770円(税込) | 19,900円(税込) | ||
B料金(サービスエリア・パーキングエリア内(加速・減速車線を除く)に出動し、そこで作業が完了した場合) | |||
10,480円(税込) | 12,570円(税込) | ||
作業料 | 工数0.5まで無料 工数の定めのない作業は、作業時間30分以内無料 | ロードサービス作業工数表による | |
けん引料 | 15kmまで無料、 15km超過1kmごとに730円(税込) | 1kmごとに730円(税込) | |
部品・油脂・燃料代 | 実費(税込) | 実費(税込) | |
ロードサービス車両の高速道路料金 | 無料 | 実費(税込) | |
後方警戒車両の高速道路料金 | 無料 | 実費(税込) |
ロードサービス車両の高速道路料金等は、高速・専用道路内(SA・PA含む)に停止している場合で、次のICまでの1区間分としますが、ロードサービス車両で搬送する場合においては、次のIC以降の通行料金については会員でも実費がかかります。
ロードサービス作業工数表
JAFのロードサービスは、会員であれば「基本料」が無料ですが、作業料金がかかる場合があります。
基本的には、作業時間が30分以内であれば無料ですので、ほとんどのトラブルには対応すると思いますが、30分以上かかる作業ですと、工数として作業料金が細かく設定されています。
工数 | 時間 | 料金(税込) |
0.1 | 6分 | 950円 |
0.2 | 12分 | 1,900円 |
0.3 | 18分 | 2,850円 |
0.4 | 24分 | 3,800円 |
0.5 | 30分 | 4,750円 |
0.6 | 36分 | 5,700円 |
0.7 | 42分 | 6,650円 |
0.8 | 48分 | 7,600円 |
0.9 | 54分 | 8,550円 |
1.0 | 1時間 | 9,500円 |
JAFのロードサービス料金の支払方法
JAFのロードサービスを要請した場合、作業内容によっては、別途、費用を支払う事になります。
例えば、
- ガス欠時のガソリン代(10L)
- 新品バッテリー交換
- オイル関連のオイルの継ぎ足し
- 長時間の作業 など
JAFに入会していない方は、「基本料金+作業料+実費」を支払う事になるでしょう。
JAFのロードサービスを利用した場合のサービス料金の支払方法は、以下になります。
- 現金
- クレジットカード
また、もし、その時に現金やクレジットカードを持っていなかったとしたら、要件はありますが、後払いが可能で、1週間以内の振込対応となるそうです。
対応してくれたロードサービススタッフに相談してみましょう。
まとめ
JAFの料金についていかがでしたか。
JAF会員の方は、ロードサービスを利用した場合、基本的には無料になります。
例えば、バッテリーが上がってしまった場合、新品のバッテリーに交換したら、当たり前ですがバッテリー代を支払います。
また、ガス欠になってしまった場合は、「10L程度」のガソリンを給油してくれますので、そのガソリン代を支払う事になるでしょう。
料金は無料とは言っても、実費分はかかりますので、ご注意下さい。
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