都心部だけではなく、全国に広まりつつあるカーシェアですが、とくにカーシェアを利用するファミリー層に多く聞かれる事と言えば、
「チャイルドシートが設置されているのか?」
ではないでしょうか。
6歳未満までは着用義務があるチャイルドシートですが、カーシェアだから免除という訳にはいかないのです。
ここでは、カーシェアのチャイルドシートについて、詳しく解説いたします。
※2020年4月21日に再公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、最新情報なども修正して2023年10月2日に再度公開しました。
カーシェア大手4社のチャイルドシート設置状況
主に首都圏で展開しているカーシェア会社は、以下の4社になります。
各カーシェア会社のチャイルドシート設置状況をまとめてみました。
カーシェア会社 | チャイルドシート | ジュニアシート |
タイムズカー | オプション | 全車両あり |
オリックスカーシェア | なし | |
カレコ・カーシェアリングクラブ | 54ステーション | |
EARTHCAR | 一部搭載車両あり | 一部搭載車両あり |
カーシェアのチャイルドシートについて
子どもの年齢が6歳未満(6歳の誕生日を迎えるまで)までは、チャイルドシートが必要であると認識していると思います。
実はチャイルドシートといっても種類があることをご存知でしょうか。
まずは、以下の情報を知っておきましょう。
1.チャイルドシート
一般的にチャイルドシートとは「0歳から4歳頃まで」と「4歳~」の製品に分けられます。
0歳~1歳過ぎまでは、進行方向に赤ちゃんの背中を向ける状態で取り付け、1歳を過ぎた頃から前向きに取り付けるのが一般的です。
カレコのカーシェア車両に搭載されているチャイルドシートは「0歳から4歳頃まで」のものでISOFIXタイプの製品です。
ISOFIXとは、シートベルトを使うことなく簡単に、しかも安全に取り付けられるタイプのチャイルドシートです。
子どもの年齢によって、「前向き」か「後向き」かを使い分けると良いでしょう。
ISOFIXについて詳しく知りたい方は、「安全性から選ぶ!おすすめISOFIXチャイルドシート厳選7選」を確認してみてください。
2.ジュニアシート(ブースター)
ジュニアシートとは、本来は背もたれが付いているものですが、カレコのカーシェア車両に搭載されているジュニアシートは「ブースター」と呼ばれるタイプのジュニアシートです。
ブースターは、背もたれが無く、座面を高くするだけのものですので、子どもを乗せる際には注意が必要です。
私たちは車に乗った時にシートベルトで体を固定しますが、ブースターもシートベルトを使って体を固定することになります。
しかし、4歳頃の子どもですと体格差もありますが、ブースターに乗せた場合、おそらくシートベルトが首近辺にかかってしまうでしょう。
取り付ける場合には、確認しながら取り付けるようにしましょう。
ブースターについて詳しく知りたい方は、「ジュニアシートとブースターの違いとおすすめ厳選7選」を確認してみてください。
カーシェアでおすすめのチャイルドシート
「カレコ・カーシェアリングクラブ」や「EARTHCAR(アースカー) 」はチャイルドシートの取り扱いがありますが、少ないのが現状です。
ほとんどのカーシェア会社で取り扱いがあるジュニアシート(ブースター)を使用できれば良いですが、4歳以下の子どもがいる家庭は、どうしてもチャイルドシートを準備しなければなりません。
ここでは、4歳以下で使用可能なおすすめのチャイルドシートをご紹介いたします。
0歳~1歳頃まで
一番の問題点は、家からチャイルドシートを持ち出し、カーシェアの車まで運ばなければいけない事です。
そこで、ベビーカーとドッキングが出来て、なおかつチャイルドシートにもなる便利な製品をご紹介いたします。
ISOFIXタイプもありますが、ベースという取付器具を購入しなければならないものがほとんどですので、3点式シートベルトで使用する製品をおすすめいたします。
Joie(i-Snug 2)
joie(ジョイ―)製のベビーシートが「 i-Snug 2(アイスナグ)」です。
本体は3.6kgですが、力の弱いママさんでもらくらく運べると思います。
取付方法は2通りで、3点式シートベルトか別売のISOFIXベースのどちらかを選ぶ事になります。
別売のISOFIXベース(i-Base LX2)を購入すれば、車の取付、着脱がよりスムーズになりますし、joie製ベビーカーであれば、新生児からつかえるベビーカーにもなりますので、おすすめの商品です。
商品名:i-Snug 2(アイスナグ)
本体重量:3.6kg
製品サイズ:幅44cm×奥行66~71cm×高さ56.5cm
シートカラー:ブラック、グレー
取付方法:3点式シートベルト、ISOFIX(別売)
参考価格:27,280円
ISOFIXベース参考価格:21,780円
出典:https://item.rakuten.co.jp/katoji/t3802/
ブライト3
西松屋でお馴染みのマムズキャリーの、ベビーシート「ブライト3」です。
通気性が良いメッシュのインナークッションやサンシェードと一通りの機能は備わっています。
取付方法は、3点式シートベルト対応のみとなりますが,安価でベビーシートを購入したいと思っているのであればおすすめです。
商品名:ブライト3
適応体重:2.5kg~13kg未満
本体重量:2.9kg
製品サイズ:幅44cm×奥行67cm×高さ38cm
シートカラー:ブラック
取付方法:3点式シートベルト
参考価格:6,979円
出典:楽天-ブライト3
0歳~4歳以上
0歳~1歳までのタイプは使用頻度によって変わりますが、少々もったいないと思われるかもしれません。
その場合には、0歳~4歳頃まで使用できるものを選んでみてはいかがでしょうか。
やはり、持ち運びが大変になりますので、0歳~4歳頃まで使用できる「6kg以下」のチャイルドシートを選んでみました。
是非、参考にしてください。
スマートエンジェル レジェプラス
皆さん一度は行った事があるであろう西松屋で販売するスマートエンジェルのチャイルドシート「レジェプラス」です。
5.5kgと軽量で、4段階のリクライニング、メッシュシートが装備され、安全基準は「ECE R44/04適合」です。
商品名:レジェプラス
適応体重:2.5kg~18kg以下
適応年齢:0歳~4歳
本体重量:5.5kg
製品サイズ:幅51cm×奥行47cm×高さ61cm
シートカラー:ブラック
取付方法:3点式シートベルト
参考価格:10,756円
出典:西松屋-レジェプラス
イーブンフロー トリビュートLK
今回、ご紹介する最軽量のチャイルドシートが、イーブンフローの「トリビュートLX」になります。
ヘッドサポート、4段階の肩調節ベルト、十分な機能が搭載されています。
0~4歳で使用できる最軽量のチャイルドシートですから、持ち運びはとても簡単でしょう。
商品名:トリビュートLX
適応身長:48cm~101cm
適応年齢:新生児〜4歳頃
本体重量:4.13kg
製品サイズ:後向き)幅47cm×奥行70.1cm×高さ50.1cm
前向き)幅47cm×奥行55.8cm×高さ64.7cm
シートカラー:ジュピター、ネプチューン
取付方法:2点式/3点式シートベルト
参考価格:28,800円
出典:楽天-トリビュートLX
まとめ
いかがでしたでしょうか。
4歳以下の子どもがいるご家庭で、お近くにチャイルドシートを搭載したカーシェアがあったとしても、ステーションに1台しか設置されていないので、借りられている場合もあるかもしれません。
カーシェアの使用頻度を考えて、チャイルドシートを購入するか、もしくはレンタカーにするか等、考える事が必要です。
上手に使って、子どもとドライブを楽しんでみてください。
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週末には、子どもと一緒に子供用品販売店に行って、子どもの洋服やチャイルドシート、ベビーカーなど見られている方も多いと思います。
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