出産され退院の日を迎えました。病院からお家まで帰るとき、初めての作業といえば、チャイルドシートに生まれたばかりの赤ちゃんを乗せることですね。
ですが、『どうやって乗せたら良いか不安だ』と思われている方が多いのが現状のようです。
ここでは、生まれたばかりの赤ちゃんをチャイルドシートに乗せるポイントをいくつかご紹介します。
これからお迎えに行く、パパやじぃじは、参考にしてください。
※2021年2月15日に公開した記事ですが、文言等を追記し、その他の部分も修正して2023年10月12日に再度公開しました。
新生児を乗せる前に確認するべき3つのポイント
最近は、アップリカ社から発売されているフラディアシリーズのように『ベッド型』になるものも徐々に増えつつあるようです。
ここでは、『イス型』についての解説をいたします。
1.チャイルドシートを取り付ける向き
出典:日本小児科学会
生まれたばかりの赤ちゃん(新生児)はチャイルドシートの取付方向が決まっていることをご存知でしょうか?
日本小児科学会によると、『衝突時の頸椎損傷を減らすため、少なくとも1歳をすぎ、かつ体重が 10kgを超えるまで、子どもは進行方向後向きに乗せる』とされています。
広い面積を持つ背中全体で衝撃力を分散しするためであり、頭・首・背中全体を支え、首と脊髄への衝撃力を軽減させるのです。
(※チャイルドシートの取り付けについて知りたい方は『新生児期に注意!チャイルドシートを取り付ける5つのポイント』をご確認ください。)
2.チャイルドシートを取り付ける角度
出典:日本小児科学会
チャイルドシートを取り付ける角度は、水平から約 45 度の角度にすること。
この角度は乳児の頭が前かがみにならないように、また気道の開通を妨げないようにするために必要な角度であるとされ、首がすわるまで、乳児はこの角度を保つべきであると言われています。
もし、45度まで達しない場合は、タオルなどをチャイルドシートの下に入れて角度を調節するようにしましょう。
首が座るまでと言われていますが、1歳過ぎまではこの状態を保つようにした方がいいでしょう。
3.取り付け後の確認
ISOFIX型のチャイルドシートはバーに固定するだけで簡単に終わりますが、3点式シートベルト型は、座席に取り付ける際、少々、複雑なものが多いです。
必ず製品付属の取扱説明書をよく読み、何度もチャレンジしてみてください。
米国運輸省道路交通安全局では、「しっかり締付けるということは、チャイルドシートの座面の揺れが2.5cm以内」であるとされています。
チャイルドシートを座席に取り付けをしたあと、揺らしてみて、がたつきが大きければ再度やり直し、何度もトライしてみてください。
参考動画のご紹介
次の動画は、カトージが代理店であるJoie(ジョイー)というブランドのTilt(チルト)というチャイルドシートです。
2015年には、楽天市場で最も売れたチャイルドシートであり、新生児から4歳頃まで使用できます。
使い方の参考になりますので、ご確認ください。
(引用元:joie tilt)
チャイルドシートに新生児を乗せる時に気を付ける4つの事
どうしても最初は赤ちゃんをどうやって乗せたら良いか、パパ・ママとも不安かと思います。
お迎えやこれから検診など行くときにあたふたしないためにも、上手に乗せるポイントをお伝えいたします。
1.チャイルドシートのベルトを外しておく
赤ちゃんを乗せる前に前もってチャイルドシートについているベルトを外し、一番緩い状態にしておきましょう。
2.ドアに気を付ける
ワゴン車などのスライド式のドアやセダン車などの片側開きのドアとでは少々乗せ方が変わってきます。
スライド式のドアの場合
出典:http://news.livedoor.com/article/detail/10328411/
ドアフレームに若干気を付けるだけでスムーズに乗せることが出来ます。(※画像はホンダN.BOX)
片側開きのドアの場合
出典:http://news.livedoor.com/article/detail/10328411/
ドアのフレームが気になってしまいますね。
出来るだけドアを全開まで開けるようにして、赤ちゃんの頭を先に車内に入れてからチャイルドシートに乗せるようにしましょう。
3.お尻からそっとおろす
赤ちゃんをシートクッションの一番深い位置にお尻の位置を合わせてそっと座らせます。
背中の部分がシートに密着していることも確認してください。
出産後の退院時におくるみ等でお迎えに行かれるかもしれませんが、おくるみのままですと足が出ませんので、チャイルドシートに座らせる前に取り外してから、乗せるようにしましょう。
冬場は厚着をさせがちですが、出来るだけ家で過ごす程度の服装にし、脱いだ洋服やブランケットなどをかけてあげるようにしましょう。
4.ベルトを装着
もうここまで来れば、あとはベルトを装着するだけです。
肩ベルトに腕を通し、肩ベルトがねじれていないことを確認します。
左右のベルトについているプレートを合わせ、股のバックルにカチッというまで差し込みます。そのあと、肩にパットがかかるよう位置を調整します。
最後に『鎖骨と肩ベルトに指一本程度が入るまで』全体のたるみを取り除くよう、ベルトを調節します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
はじめは誰でも不安になるものです。何回も繰り返すうちに乗せるのも上手になります。
2人目が生まれる方は、新生児の乗せ方を忘れがちですので、しっかりと復習しておきましょう。
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