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カーシェア

【カーシェア会社別】事故対応で確認するべき補償内容

2019年4月25日

カーシェア 事故

今じゃカーシェアの会員数が100万人を超えている時代です。

車を持っている私も地方に行った時のために、カーシェアに登録しているほど。

若者から年配者まで幅広い年齢層が登録でき、いろいろな車種の車に乗れるカーシェアですが、昨今、自動車による事故が多発していることは皆さんもご存知の事でしょう。

カーシェアに乗る方が事故を起こしやすいという訳ではありませんが、車を持っている方も事故は誰にでも起こる可能性はあります。

カーシェアは保険に入っているから大丈夫!

だなんて思っているかもしれませんが、カーシェアで事故を起こした、起こされた場合にはどうすれば良いのか、事故があってからでは遅いので、ここではカーシェアの事故について詳しく調べご紹介いたします。

カーシェアで事故を起こした起こされた場合の対処方法

これから記載する内容は、カーシェアだけではなく通常の自動車保険に加入している方でも同じことが言えますので、一度、確認しておくと良いでしょう。

まず、大前提として「どんな事故でも必ず警察に連絡する」、これが鉄則です。

事故をした場合の流れは以下になります。

  1. 事故発生
  2. 人命救助:人がからむ事故の場合は、その方を安全な場所に移動させ、救助また救急車の手配をする。
  3. 事故車両の移動:二次被害や交通渋滞を避けるため、事故車両を安全な場所に移動する。(車両が動く場合)
  4. 写真撮影:できれば被害状況を撮影しておくと良い。(他の交通の邪魔にならないように)
  5. 警察へ連絡:現場から警察に連絡し、事故場所、時間、被害状況を説明する。
  6. カーシェア会社へ連絡:警察での対処がすべて終了したら、登録カーシェア会社へ被害状況を連絡。

事故を起こしたらパニックになってしまう事が大半ですので、落ち着いて対処することが大切です。

また、双方の話し合いで解決(示談)は絶対やめましょう。

後々、トラブルの原因となること間違いありません。

カーシェア会社別の事故対応で確認するべき補償内容

どんなカーシェア会社でも必ず自動車保険には加入しています。

保険内容はどうなっているのか、まずは確認してみましょう。

会社名対人補償  対物補償車両補償人身
傷害補償
搭乗者
傷害補償
タイムズカーシェア無制限無制限時価額無制限-
オリックスカーシェア無制限無制限時価額3,000万-
カレコ・カーシェアリングクラブ無制限無制限時価額6,000万-
アース・カー無制限無制限時価額
(免責5~30万)
6,000万1,000万
Every Go無制限無制限時価額3,000万-
NISSAN e-シェアモビ無制限無制限時価額5,000万-
カリテコ無制限無制限時価額無制限-
ニッポンレンタカー無制限無制限時価額5,000万-
D-share無制限無制限-無制限-
トヨタシェア無制限無制限時価額3,000万-

※対人賠償は自賠責を含んでいます。対人賠償、人身傷害補償、搭乗者傷害補償は各1人あたりの補償額。対物賠償、車両補償は各1事故についての補償額

  • 対人補償:他人を死亡させたり、ケガをさせたりした場合に支払われる補償
  • 対物補償:他人の自動車や物を壊した場合に支払われる補償
  • 車両補償:契約しているカーシェアリング車両になんらかの損害(ぶつけられた、いたづら等)があった場合の補償
  • 人身傷害補償:契約しているカーシェアリング車両に搭乗中の方が事故で死亡または身体に後遺障害や傷害を被った場合に支払われる補償
  • 搭乗者傷害補償:人身傷害補償とほとんど同じで「あらかじめ決められた金額を支払う」のが搭乗者傷害補償

カーシェア会社は、対人、対物は無制限で、これは当たり前の補償であり一番最悪の事故です。

しかし、カーシェア会社は、NOC(ノンオペレーションチャージ)と言って、事故をした場合、営業補償として費用を負担しなければいけない場合もあります。

また、事故によって会員資格が喪失する可能性のあるカーシェア会社もありますので、よく確認するべきかと思います。

1.タイムズカーシェア

タイムズカーシェアは、100万人以上の会員数をほこるカーシェア会社です。

タイムズカーシェアを利用中に事故になった場合は以下を注意しましょう。

  • 2年以内に複数回事故を起こした場合:会員資格停止または取り消し、車両の修理実費請求

あくまでもご自身が事故に見舞われた場合は上記に当てはまりません。

タイムズカーシェアのNOC

タイムズカーシェアで事故になった場合は、以下のNOCがかかります。

項目内容申受金額
事故時自走可能20,000円
自走不能50,000円

ご自身が運転中に壁にこすり、ちょっと傷がついてしまった場合でも事故時のNOCとして自走可能ですが「20,000円」を請求される場合があるそうです。

TCP安心補償サービス

タイムズカーシェアには「TCP安心補償サービス」という上記のNOCが免除されるサービスがあります。

  • 加入料金:309円/利用

利用開始後の加入・取り消しは出来ないので、気になる方は入っておくといいでしょう。

2.オリックスカーシェア

オリックスカーシェアは、オリックス自動車株式会社が運営するカーシェアです。

オリックスカーシェアを利用中に事故になった場合は、何回目の事故で会員資格が喪失するという事はありません。

オリックスカーシェアのNOC

オリックスカーシェアで事故になった場合は、以下のNOCがかかります。

項目内容申受金額
事故時自走可能20,000円
自走不能50,000円

オリックスカーシェアの場合、NOCが免除されるようなオプションサービスはありません。

3.カレコ・カーシェアリングクラブ

カレコ・カーシェアリングクラブは、三井不動産リアルティ株式会社が運営するカーシェアです。

カレコ・カーシェアリングクラブを利用中に事故になった場合は以下を注意しましょう。

1回目の事故から2年の間に複数回の事故を起こされた場合には、2回目以降の事故の車両修理費について、以下の免責額の範囲内の修理費用について会員が負担をすることになります。

  • 自走可能な事故の場合:50,000円
  • 自走不可能な事故の場合:100,000円

カレコ・カーシェアリングクラブのNOC

カレコ・カーシェアリングクラブで事故になった場合は、以下のNOCがかかります。

項目内容申受金額
事故時自走可能20,000円
自走不能50,000円
トラブルあんしんサポート

カレコ・カーシェアリングクラブには「トラブルあんしんサポート」という上記のNOCが免除されるサービスがあります。

  • 加入料金:324円/利用

利用開始後の加入・取り消しは出来ないので、気になる方は入っておくといいでしょう。

また、dカーシェア会員の方は対象外となりますのでご注意ください。

4.アース・カー

アース・カーは関東を中心に展開するカーシェアです。

アース・カーの場合、車両以外の事故については負担金はありませんが、車両の損害については事故回数毎に免責額(車両の修理費用)を負担することになります。

アース・カーは車両の事故については自己負担をする免責額が設定されていますが、車両のグレードで細かく分けています。

例)アクア:G2、BMW320i:G6 など

グレード免責額
G150,000円
G250,000円
G375,000円
G475,000円
G5100,000円
G6100,000円
G7150,000円
G8200,000円
G9250,000円
G10300,000円

アース・カーのNOC

アース・カーで事故になった場合は、上記の車両損害費用の他にも以下のNOCがかかり、車両のグレードによって金額が設定されています。

グレード自走可能自走不可能
G120,000円50,000円
G220,000円50,000円
G340,000円100,000円
G440,000円100,000円
G550,000円125,000円
G650,000円125,000円
G770,000円175,000円
G880,000円200,000円
G990,000円225,000円
G10100,000円250,000円
免責補償制度

アースカーは車両に損害があった場合は必ず費用が発生します。

しかし「免責補償制度」という免責額(自己負担金)を支払わなくても良い制度が設けてあるので、利用したいところではないでしょうか。

しかし、この免責補償制度には加入条件がありますので、以下に該当していれば問題ないです。

  • 利用開始予定日時点において24歳以上の方
  • アースカーで過去に事故を起こしていない 
  • その他アースカーが加入不可とさせていただいた場合

免責補償制度は、車両グレードによって金額が違います。

また、24時間ごとの免責補償料となっており、利用時間が24時間を超える度に、改めて免責補償料が積算されますのでご注意ください。 

グレード免責補償料
G1~G5100~1,000円
G6200~2,000円
G7300~3,000円
G8400~4,000円
G9500~5,000円
G10600~6,000円

5.Every Go

Every Goはホンダが運営するカーシェアです。

Every Goを利用中に事故になった場合は、何回目の事故で会員資格が喪失するという事はありません。

Every GoのNOC

Every Goで事故になった場合は、以下のNOCがかかります。

項目内容申受金額
事故時自走可能20,000円
自走不能50,000円

Every Goの場合、NOCが免除されるようなオプションサービスはありません。

6.NISSAN e-シェアモビ

NISSAN e-シェアモビは、ニッサンが手掛けるカーシェアです。

NISSAN e-シェアモビを利用中に事故になった場合は、何回目の事故で会員資格が喪失するという事はありません。

NISSAN e-シェアモビのNOC

NISSAN e-シェアモビで事故になった場合は、以下のNOCがかかります。

項目内容申受金額
事故時自走可能20,000円
自走不能50,000円
NOCサポートプラン

NISSAN e-シェアモビには「NOCサポートプラン」というNOCが免除されるサービスがあります。

  • 加入料金:324円/24時間

利用開始後の加入・取り消しは出来ないので、気になる方は入っておくといいでしょう。

7.カリテコ

カリテコは、名古屋市を中心に展開するカーシェアです。

カリテコを利用中に事故になった場合は、何回目の事故で会員資格が喪失するという事はありません。

カリテコのNOC

カリテコです。事故になった場合は、以下のNOCがかかります。

項目内容申受金額
事故時自走可能20,000円
自走不能50,000円

カリテコの場合、NOCが免除されるようなオプションサービスはありません。

8.ニッポンレンタカーカーシェア

ニッポンレンタカーにもカーシェアがあるって知っていましたか。

ニッポンレンタカーカーシェアを利用中に事故になった場合は以下を注意しましょう。

  • 重度の事故(全損、または修理費30万円以上)を起こした場合:2回で入会契約の解除

あくまでもご自身が事故に見舞われた場合は上記に当てはまりません。

ニッポンレンタカーカーシェアのNOC

ニッポンレンタカーカーシェアで事故になった場合は、以下のNOCがかかります。

項目内容申受金額
事故時自走可能20,000円
自走不能50,000円

ニッポンレンタカーカーシェアの場合、NOCが免除されるようなオプションサービスはありません。

9.D-share

D-shareは、大阪を中心に東京にも展開する大和リース株式会社が始めたカーシェアです。

D-shareを利用中に事故になった場合は、何回目の事故で会員資格が喪失するという事はありません。

D-shareのNOC

D-shareで事故になった場合は、以下のNOCがかかります。

項目内容申受金額
事故時自走可能20,000円
自走不能50,000円

D-shareの場合、NOCが免除されるようなオプションサービスはありません。

10.トヨタシェア

「TOYOTA SHARE(トヨタシェア)」は、名前の通りトヨタが新しく始めたカーシェアサービスです。

トヨタシェアを利用中に事故になった場合は、何回目の事故で会員資格が喪失するという事はありません。

トヨタシェアのNOC

トヨタシェアで事故になった場合は、以下のNOCがかかります。

項目内容申受金額
事故時自走可能20,000円
自走不能50,000円
NOC無料プラン

トヨタシェアには「NOC無料プラン」といったNOCが免除されるサービスがあります。

  • 324円(税込)/24時間まで

タイヤのパンクに関して、破損したタイヤの修理代、タイヤ交換が必要な場合の新しいタイヤ代と工賃、紛失されたホイールキャップ代は負担しなければいけませんが、NOC無料プランに入っていれば免除されます。(ホイール損傷は不可)

タイヤ修理代やタイヤ購入代は一旦、立て替えし、後日、清算となるそうです。

まとめ

カーシェアの事故についていかがでしたか。

どんなカーシェア会社でも車に乗る前に確認するべきことがあります。

それは「最初から傷が付いていないかを確認する」という事です。

後になって傷つけたのはあなたですね、などと言われないためにも、もし気になる傷があった場合には、乗る前にカーシェア会社に連絡するべきです。

スマホで写真を撮っておくのも効果的ですね。

  • この記事を書いた人

CARティーチャー

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