子どもが生まれてくるのはとてもうれしい事です。生まれてくる間は、準備が忙しくなり、「肌着、おむつ、おしりふきなど」色々と買われているに違いありません。
赤ちゃんが生まれてからは、早く迎えに行きたくて、うずうずしているパパさん達が多いと感じます。
マイカーをお持ちの方は迎えに行く時に必ず必要になるのが、「チャイルドシート」ですよね。
この記事をご覧になっている人は、きっと「トイザらス」や「アカチャンホンポ」などに行って、チャイルドシートを選んでいることでしょう。
しかし、チャイルドシートはメーカーや年齢によって種類がたくさん分かれているので、どれを選んでよいか分からない方がほとんどです。
ここでは、数多くのチャイルドシートメーカーを見てきた私が、チャイルドシートの選び方について、詳しくお伝えいたします。
参考になると思いますので、是非、ご覧ください。
チャイルドシートの購入前に確認するべき5つのこと
チャイルドシートってたくさんあって迷ってしまいがちですが、これからお伝えするポイントを確認してもらえればきっと満足がいくチャイルドシートが見つかる事でしょう。
まずは、以下の確認ポイントをご紹介していきます。
1.チャイルドシートタイプ
チャイルドシートのタイプを考える事が一番悩むところかもしれません。
チャイルドシートのタイプとは、チャイルドシートは年齢によって細かく種類を分けており、大きく分けると以下の5つに分けることが出来ます。
また、現在のチャイルドシートには「回転式」と「非回転式」があります。
回転式は車内が狭い軽自動車や横との間隔が狭い駐車場では活躍するチャイルドシートでしょう。
そのような事をふまえてメリット・デメリットをご紹介いたします。
<メリット>
- 新生児から1歳まで:家の中から車までなど赤ちゃんをそのまま運べる
- 新生児から4歳頃まで:チャイルドシートの種類が豊富、回転式がある
- 新生児から7歳頃まで:買い替え不要
- 1歳頃から11歳頃まで:価格が安い
- 3歳頃から11歳頃まで:価格が安い
<デメリット>
- 新生児から1歳まで:1歳頃に買い替え必要
- 新生児から4歳頃まで:4歳になる前に買い替え必要
- 新生児から7歳頃まで:4歳を過ぎてくると窮屈、回転式は無い
- 1歳頃から11歳頃まで:新生児から使用できない
- 3歳頃から11歳頃まで:新生児から使用できない
新生児からチャイルドシートを使用しなければいけない方は、おそらく「新生児から4歳頃まで」か「新生児から7歳頃まで」のどちらかで悩むことでしょう。
経験値で言うとおすすめは「新生児から7歳頃まで」のタイプでしょうか。
2歳頃になっているのであれば、「1歳頃から11歳頃まで」のタイプを選択しても良いかもしれません。
2.取付方法
チャイルドシートは取付方法として「ISOFIXタイプ」か「シートベルトタイプ」のどちらかを選ぶことになります。
ISOFIXは、「2012年7月以降発売の乗用車」に標準装備されているチャイルドシート取付方式で、取付が簡単で取付ミスが少ないことがメリットです。
2012年(平成24年)以前の車に乗られている方は、「シートベルトタイプ」のチャイルドシートしか選べませんのでご注意ください。
ISOFIXタイプとシートベルトタイプのメリット・デメリットは以下になります。
<メリット>
- ISOFIX:取付簡単、取付ミスが少ない
- シートベルト:種類が豊富
<デメリット>
- ISOFIX:価格が高い、重い
- シートベルト:取付が難しい場合がある
車の年式によっては、悩む必要も無いかもしれませんが、車の使用頻度を考えるとISOFIXよりもシートベルトタイプを選んだ方が良い場合があると思います。
3.車種
チャイルドシートタイプや取付方法である程度決定したのであれば、次に考えるのは「車種」です。
今乗られている車にチャイルドシートを取付ける場合やこれから車を購入、乗り換えて取付ける場合もあるでしょう。
また、子どもが1歳を過ぎてから車を購入したためにチャイルドシートが必要になる場合もあるかもしれません。
基本的にどんな車でもチャイルドシートは取付けられますが、軽自動車であれば軽自動車におすすめは「コンパクトなチャイルドシート」になるでしょうし、セダンであれば、ドアの開け閉めから、子どもを乗せやすい「回転式チャイルドシート」なんかがおすすめになるでしょう。
「どんな車(車種)に乗るか」で、チャイルドシートを検討してみるのがおすすめです。
<車種別おすすめチャイルドシートタイプ>
- 軽自動車(普通ドア):回転式、コンパクト
- 軽自動車(スライドドア):回転式、コンパクト
- セダン:回転式、コンパクト
- ミニバン(普通ドア):回転式、コンパクト
- ミニバン(スライドドア):回転式、コンパクトなどなんでも
- SUV:回転式、座面が低いタイプ
スライドドアの車ですと、横との間隔が狭い駐車場でも気にせずに子どもを乗せ降ろしすることができるので、とくにどんなタイプのチャイルドシートを選んでも問題ないですが、普通ドアの場合は、横にある車や壁がどうしても気になってしまいがちです。
そうすれば、やはり回転式のチャイルドシートが必要になってくるかもしれませんね。
4.予算
チャイルドシートだったらいくらでも出す!
なんて方には心配ないことかもしれませんが、予算についてもチャイルドシートを買う場合に大切な事になります。
チャイルドシートは5つのタイプとそれぞれにISOFIXかシートベルトの取付方法があるとご紹介してきました。
基本的に、シートベルトタイプよりISOFIXタイプのほうが高い場合がほとんどでしょうし、新生児から4歳頃までのタイプを選んだのであれば、買い替えをしないといけなくなります。
分かりやすく、コンビのチャイルドシートで例をご紹介したいと思います。
(※あくまでも希望小売価格でご紹介いたします。)
例)新生児から使用して、4歳頃に買い替える場合
新生児から4歳頃まで
- クルムーヴ スマート ISOFIX エッグショック JJ:64,800円~86,400円
- クルムーヴ スマート エッグショック JJ:59,400円~64,800円
4歳頃から
- ジョイキッズ ムーバー エッグショック KH:17,280円
必要金額
- ISOFIXタイプ:82,080円~103,680円
- シートベルトタイプ:76,680円~82,080円
ISOFIXとシートベルトタイプとの差は「5,400円~21,600円」
例)新生児から7歳頃までのタイプのみで買い替えない場合
新生児から4歳頃まで
- クルムーヴ スマート エッグショック JJ:59,400円~64,800円
4歳頃から
- ジョイキッズ ムーバー エッグショック KH:17,280円
新生児から7歳頃まで
- ウィゴー ロング サイドプロテクション エッグショック HH:41,040円
必要金額
- 新生児から4歳頃までと4歳頃から:76,680円~82,080円
- 新生児から7歳頃までのみ:41,040円
買い替え不要のチャイルドシートとの金額の差は「35,640円~41,040円」
5.チャイルドシートメーカー
チャイルドシートはどんなメーカーがあって、どんな種類があるのかご存知でしょうか。
西松屋やアカチャンホンポなどに行かれている方は、形や性能ばかり目がいってしまい、どのメーカーなのか見落としがちでしょう。
以下にざっと、チャイルドシートメーカーと取り扱いチャイルドシートの種類をご紹介いたしますので、ご覧ください。
- コンビ:19種類
- アップリカ:31種類
- カトージ:8種類
- タカタ:21種類
- エールベベ:14種類
- レカロ:12種類
- リーマン:12種類
- グレコ:13種類
- ピジョン:2種類
- 日本育児:5種類
- ブリタックス:6種類
- マキシコシ:8種類
- イーブンフロー:4種類
- ファンタスフィット:2種類
- サイベックス:5種類
- マムズキャリー:13種類
ざっと、ご紹介しただけでも16社ほどあり、チャイルドシートの種類もあわせれば約180種類もあって迷います。
チャイルドシートのメーカーによっては、回転式のチャイルドシートが無かったり、ISOFIXタイプのチャイルドシートが無い場合もあるでしょう。
気になるチャイルドシートメーカーを確認することも購入する上で必要な事の一つと言えます。
チャイルドシートの選び方から選ぶおすすめのチャイルドシート10選
チャイルドシートは、「約16メーカー、約180種類」の中から一つを選ぶことになります。
さらに、新生児から使うのであれば3タイプのチャイルドシートの中から選ばなければいけません。
人それぞれ違った車種、子どもの年齢、人数、など違いますので、厳選をするにしてもご紹介しきれないです。
そこで、ここでは、一番の売れ筋である「新生児から4歳頃まで」と「新生児から7歳頃まで」の2タイプに絞って、おすすめのチャイルドシートをご紹介したいと思います。
参考:Amazonランキング、楽天市場ランキング、価格ドットコムをくまなく確認しています。
1.チルト
チルトはカトージのjoieシリーズの製品で、最も売れている商品と言えます。
6.1kgと軽量な事とチャイルドシートがコンパクトな事が大きなメリットです。
豊富なカラーや価格も魅力的ですので要検討ですね。
商品名:チルト
適応年齢:0〜4歳頃
適応体重:〜18kg
製品重量:6.1kg
製品サイズ:幅43.5cm×奥行38.5~71cm×高さ48.5~62cm
シートカラー:レッド、ブラウン、ブラック、ミッドナイトブラック、Mブラック&ベージュ、Mブラウン、ダスク、ラテ、マリーン、モカ
取付方法:3点式シートベルト
参考価格:9,800円
出典:Amazon-チルト
2.タカタ04ビーンズ
必要な機能をシンプルにまとめた最軽量モデルの「タカタ04ビーンズ」にもAmazon限定のチャイルドシートがあります。
Amazonのベストセラーにもなっているこのタイプはどの車でもマッチするシートカラーが限定色となっています。
商品名:タカタ04ビーンズ(Amazon限定)
適応体重:体重18kgまで
適応年齢:新生児~4歳ごろ
適応身長:100cm以下
製品重量:4.3kg
製品サイズ:幅45cm×奥行53cm×高さ61.5cm
シートカラー:ブラックオレンジ、ネイビーホワイト
取付方法:3点式シートベルト
参考価格:10,800円
3.コッコロ
発売されてから10年近く経過していますが、根強いコンビの人気チャイルドシートです。
「超軽量でコンパクト」という所が一番の特長ですので、軽自動車でも車内が広々と使えるでしょう。
製品名:コッコロS UX
適応体重:18kg以下
適応年齢:新生児〜4歳頃
本体重量:4.4kg
製品サイズ:幅42cm×奥行61.5cm×高さ55cm
シートカラー:ヘーゼルナッツ
取付方法:3点式シートベルト
参考価格:14,665円
4.クルムーヴ スマート エッグショックJG
360°回転や3段階リクライニングが1か所に集約され、操作が簡単のシートベルトモデルです。
2016年モデルですが、すべてのモデルにエッグショックがついた安心、安全モデルです。
クルムーヴは、「ISOFIXタイプ」もありますよ。
製品名:クルムーヴ スマート エッグショックJG
製品番号:JG-600
適応体重:18kg以下
適応年齢:新生児〜4歳頃
本体重量:11.2kg
製品サイズ:後向き)幅46cm×奥行64~76cm×高さ68~78cm
前向き)幅46cm×奥行52.6cm×高さ69~83cm
シートカラー:ブラウン、ホワイト、ネイビー
取付方法:3点式シートベルト
参考価格:64,800円(JG-600)
5.ディアターンプラス
「ディアターン プラス」は、アップリカらしいカラーのスタンダードタイプのチャイルドシートです。
日よけこそありませんが、クッションが柔らかく乗り心地も快適でしょう。
ただ、ベッド型にした場合に軽自動車であれば、かなり座席の間隔が狭くなりますのでご注意ください。
製品名:ディアターンプラス
適応体重:2.5kg~18kg以下
適応年齢:新生児〜4歳頃
本体重量:13.8kg
サイズ:幅79cm×奥行59.3cm×高さ56.6cm(ベッド)
幅47cm×奥行69cm×高さ56.6cm(後向き)
幅47cm×奥行59.3cm×高さ67cm(前向き)
シートカラー:バウンシングブラック、バウンシングシルバー
取付方法:3点式シートベルト
参考価格:29,700円
6.Arc360
「Arc360(アーク)」は、カトージのjoieシリーズで唯一の回転式チャイルドシートです。
ISOFIXのみの取付方法ですが、金額的にも安く設定されています。
回転式でISOFIXをお探しなら、ベストな商品と言えるでしょう。
商品名:Arc360
適応年齢:0〜4歳頃
適応体重:〜18kg
製品重量:11.9kg
製品サイズ:幅46cm×奥行65~68cm×高さ53~64cm(後向き)
幅46cm×奥行51~55cm×高さ63~78cm(前向き)
シートカラー:ツートンブラック、メルロット、ブラック&ネイビー
取付方法:ISOFIX
参考価格:29,800円
7.ターンレジェ フィックス
ターンレジェ フィックスは、大型のサンシェードが付いた回転式チャイルドシートです。
ISOFIXと3点式シートベルトの両方に対応しており、ISOFIXでこの価格は魅力的です。
また、ISOFIXなのに重さが9.9kgなのもビックリです。
商品名:ターンレジェ フィックス
型番:B-900
適応年齢:新生児〜4歳頃
適応体重:2.5kg〜18kg
製品サイズ:幅44cm×奥行57cm×高さ57cm
本体重量:9.9kg
取付方法:ISOFIX、3点式シートベルト
参考価格:26,799円
出典:https://item.rakuten.co.jp/nishimatsuya/4955032446028/
8.バリアント
バリアントは、1台で新生児から7歳まで使えるので買い替え不要です。
面倒なベルトの付け替え必要なし、ワンタッチで肩ベルトの高さが5段階調整できます。
汗かきの赤ちゃんも快適な通気性に優れた側面の構造をとっています。
個人的には、バリアントよりも最新モデルである「エブリステージ」をおすすめします。
商品名:バリアント
適応年齢:0〜7歳頃
適応体重:〜25kg
製品重量:8.8kg
製品サイズ:幅49cm×奥行53~69cm×高さ52~73cm
シートカラー:ブルーボーダー、レッドボーダー、グレーボーダー
取付方法:3点式シートベルト
参考価格:21,384円
出典:Amazon-バリアント
9.ウィゴー ロング サイドプロテクション エッグショック HH
新生児から7歳頃までと、チャイルドシート使用義務期間がまかなえる最新モデルはいかがでしょうか。
エッグショックも搭載され、衝撃・振動から赤ちゃんを守ってくれます。
ママロンとの違いは、サイズ違いで前向き時にウィゴーの方が若干ですが高さが短く、奥行きが長くなるだけです。
製品名:ウィゴー ロング サイドプロテクション エッグショック HH
適応体重:25kg以下
適応年齢:新生児〜7歳頃
本体重量:5.6kg
製品サイズ:後向き)幅48cm×奥行76.1cm×高さ53.7cm
前向き)幅48cm×奥行62.1cm×高さ63.5cm
シートカラー:ネイビー
取付方法:3点式シートベルト
参考価格:32,398円
出典:https://item.rakuten.co.jp/toysrus/599573600/
10.スタート07
スタート07(START 07)は、新生児から7歳頃まで使用できるチャイルドシートですので、これ1台あれば着用義務期間をまかなえます。
ハンドルを引き上げるだけでヘッドレストの高さと肩ベルトの位置調整が同時に設定、常にお子さんの頭を側面衝突から守ってくれます。
レカロらしいシートカラーは、お父さん達にはたまらないかもしれませんね。
商品名:START 07
適応体重:2.5~25kg以下
適応年齢:新生児~7歳頃
本体重量:7.5kg
製品サイズ:幅51cm×奥行62~62.5cm×高さ66.5~82.5cm
シートカラー:アルトオレンジ、ノイブラック
取付方法:3点式シートベルト
参考価格:41,040円
まとめ
チャイルドシートの選び方についていかがでしたでしょうか。
軽自動車でもスライドドアが多くなりましたし、ファミリーであればミニバンに乗っている方が多いでしょう。
いずれにしても、おすすめのチャイルドシートは「新生児から7歳頃まで使用できるチャイルドシート」です。
買い替え不要は言うまでもないですが、2人目が生まれた場合でもそのまま使用でき、お兄ちゃん、お姉ちゃんには新しくジュニアシートなどを買ってあげる事で対応できます。
チャイルドシート選びで悩んでいる方にとって、少しでも良い情報として活用していただければ幸いです。
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