ドライブレコーダーは、今や車の安全を守るための必須アイテムとなっています。
特に、配線不要で簡単に取り付けられるモデルが人気を集めており、初めてドライブレコーダーを購入する方にもおすすめです。
ここでは、配線不要のドライブレコーダーのメリット・デメリットを解説し、機能や特徴に基づいたおすすめモデルを紹介していきます。
手軽に設置でき、安心してドライブを楽しめる製品を見つけるための参考にしてください。
配線不要なドライブレコーダーとは?
通常のドライブレコーダーは、車の電源から直接配線を接続して稼働します。
しかし、配線不要なドライブレコーダーは、配線をする手間を省き、誰でも簡単に取り付けられるモデルです。
多くのモデルがシガーソケットや内蔵バッテリーを使用して電源を取るため、配線作業が不要です。
- シガーソケットタイプ:車のシガーソケット(電源供給口)から電源を取るタイプ。挿すだけで使えますが、車のエンジンが切れると電源もオフになることがあります。
- バッテリー内蔵型:内蔵バッテリーで稼働するモデル。配線が完全に不要で、エンジンを切っても録画を続けることができるモデルもあります。
配線不要なドライブレコーダーのメリット
配線不要なドライブレコーダーには、いくつかの大きなメリットがあります。
車内をすっきりと見せられる
配線が不要なので、余計なコードが車内に見えず、すっきりした外観を保てます。
特に車内の見た目を重視する人や、できるだけ物を少なくしたい人にとっては、大きな利点です。
自分で手軽に設置できるのでコストが抑えられる
通常、ドライブレコーダーの設置にはプロの取り付けが必要で、費用が発生します。
しかし、配線不要モデルであれば、自分で簡単に設置できるため、取り付けにかかるコストを節約できます。
シガーソケットに挿すだけや、吸盤で固定するだけで使用できるため、初心者でも迷うことなく扱えます。
配線不要なドライブレコーダーのデメリット
もちろん、配線不要なドライブレコーダーには、いくつかのデメリットもあります。
長時間の駐車監視が難しい場合がある
配線不要のモデルは、特にバッテリー内蔵型の場合、電力の制限があります。
つまり、バッテリーの持続時間が限られているため、長時間の駐車監視には向いていないことが多いです。
駐車中も長時間録画をしたい場合は、別途電源の確保が必要です。
電源供給が安定しない可能性
シガーソケットから電源を取るタイプは、車のエンジンがオフになると電源供給も切れるため、録画が止まってしまいます。
そのため、駐車中や車の電源がオフになった際に録画が必要な場合は、電源供給方法を確認する必要があります。
配線不要なドライブレコーダーの選び方5つ
配線不要なドライブレコーダーを選ぶ際には、以下の5つのポイントに注目すると、自分に合った最適なモデルを見つけることができます。
ドライブレコーダーのタイプで選ぶ
ドライブレコーダーには、フロントのみの1カメラ型、前後を撮影できる2カメラ型、全方位をカバーする360度カメラ型など、さまざまなタイプがあります。
事故やトラブルを考慮して、どの範囲を記録したいかを基準に選びましょう。
取り付け方法で選ぶ
簡単に取り付けたい場合は、シガーソケットから電源を取るタイプが便利です。
また、よりシンプルにしたいなら、バッテリー内蔵型も選択肢に入ります。
取り付ける場所や車内の状況に合わせて、使いやすいモデルを選びましょう。
撮影可能範囲で選ぶ
どれくらいの範囲を撮影できるかも重要なポイントです。
広範囲をカバーできるカメラは、万が一の事故やトラブルをより正確に記録できます。
前後2カメラ型や360度カメラ型であれば、死角を減らし、車全体をカバーできます。
画質で選ぶ
高画質のドライブレコーダーは、録画された映像がより鮮明になるため、事故発生時などの証拠として役立ちます。
Full HDや4K対応のモデルであれば、ナンバープレートや車両の細かい部分まで確認しやすいです。
その他の機能で選ぶ
Wi-Fi接続やGPS機能、駐車監視機能など、便利な追加機能を備えたモデルもあります。
特に長時間の駐車監視が必要な場合は、駐車監視機能付きのモデルを選ぶと良いでしょう。
日本製の配線不要ドライブレコーダーおすすめ4選
日本製のドライブレコーダーは、信頼性と品質の高さで定評があります。
以下は、特におすすめの4つの日本製配線不要ドライブレコーダーです。
コムテック 前後2カメラ ZDR016
- 価格:24,660円
- 特徴:フルHD画質で前後2カメラ対応。広角レンズにより、広範囲の映像を同時に録画可能です。駐車監視機能や衝撃検知機能を搭載しており、万が一の事故時にも安心。地デジ干渉対策済みで、電波に影響を与えない設計になっています。
- 理由:高性能な録画機能に加え、GPS搭載で位置情報も記録できるため、より詳細な運転記録を残せる点が評価されています。また、専用の高耐久性SDカードが付属しており、寿命が長く故障リスクを抑えられるのもポイントです。
ケンウッド DRV-350-B
- 価格:9,784円
- 特徴:コンパクトでシンプルなデザインながら、Full HD画質で高精細な映像を記録可能。簡単に取り付けでき、駐車監視機能も搭載しています。
- 理由:小型で邪魔にならないデザインが好評。また、夜間撮影も強く、コストパフォーマンスに優れた一台です。
ユピテル WD320S
- 価格:12,800円
- 特徴:駐車監視機能付きで、コンパクトながら高画質を実現。Wi-Fi対応でスマホとの連携も簡単です。
- 理由:スマホアプリで操作できる手軽さが魅力で、初心者にも扱いやすい設計。軽量で取り付けも簡単です。
セルスター CSD-670FH
- 価格:20,700円
- 特徴:高画質録画に加え、GPS搭載で位置情報を記録可能。夜間の映像もクリアに撮影できるナイトビジョンを装備。
- 理由:専門店での評価も高く、長期間にわたって使用できる耐久性が魅力。3年保証もついており、安心して利用できます。
360度型の配線不要ドライブレコーダーおすすめ5選
360度型ドライブレコーダーは、車の周囲全てを撮影できるため、特に事故やトラブル時に有効です。
以下の5つは360度型で配線不要のモデルです。
コムテック HDR361GW
- 価格:29,800円
- 特徴:360度全方位をカバーするカメラを搭載し、Full HD画質で昼夜問わず鮮明な映像を記録。駐車監視機能と衝撃検知機能も搭載されており、車両の安全を保護します。
- 理由:広範囲をカバーできるため、駐車中のトラブルや運転時の死角の監視に優れています。事故のリスクを軽減するための高性能な機能が多数搭載されている点が高く評価されています。
ユピテル Q-21A
- 価格:22,500円
- 特徴:Full HD画質で360度の映像を記録可能。前後カメラを搭載しており、車内外の様子を詳細に捉えることができます。駐車監視機能やWi-Fi機能も搭載され、スマホとの連携も簡単です。
- 理由:コンパクトながらも高性能な360度カメラが装備されており、事故時の状況把握や防犯対策に役立ちます。コストパフォーマンスが高く、初心者にも扱いやすい点が魅力です。
MOOKALIFE JOYDO ドライブレコーダー 360度対応 ZD47
- 価格:12,648円
- 特徴:360度全方位カメラにより、車の前後左右をフルカバー。Full HDでクリアな映像を記録でき、夜間の録画にも対応。駐車監視機能とGセンサーも搭載されています。
- 理由:360度録画が可能なため、駐車中や運転中のあらゆる角度からの映像が記録でき、万が一の事故やトラブル時に頼りになる機能が充実しています。
70mai Dash Cam Omni
- 価格:24,990円
- 特徴:360度回転カメラを搭載し、車内外を全方位で録画。高解像度で録画され、夜間でも鮮明な映像を提供します。AI機能や駐車監視機能を搭載し、衝撃を感知して自動で録画を開始します。
- 理由:AI機能や360度録画機能により、事故や駐車時のトラブルに対する強力な防御策として最適。最新技術を採用した高機能なドライブレコーダーとして評価されています。
COOAU ドライブレコーダー 2カメラ
- 価格:16,990円
- 特徴:前後2カメラでFull HD録画が可能。車の前後を広角でカバーし、駐車監視機能やGセンサーを搭載。夜間撮影も可能で、夜間の運転にも対応しています。
- 理由:機能が充実しており、夜間の走行でもクリアな映像を記録できる点が好評。特に前後カメラが付いているため、あらゆるシーンをカバーできます。
ミラー型ドライブレコーダーおすすめ3選
ミラー型ドライブレコーダーは、車のルームミラーに取り付けるタイプで、設置が簡単かつ視界の邪魔になりにくいのが特徴です。
おすすめの3つのモデルを紹介します。
Changer V69Plus ドライブレコーダー
- 価格:約14,000円
- 特徴:このモデルは4K画質で、前後のカメラで同時に録画が可能です。また、駐車監視機能や超速警報機能、上下左右逆転可能なリアカメラが搭載されています。地デジ干渉対策も施されており、より多機能で使いやすいモデルです。
- 理由:高画質であることに加えて、タッチパネル操作が可能な11インチの液晶ディスプレイは視認性が高く、運転中でも視界が確保される点が評価されています。また、64GBの高速SDカードが付属しているため、購入後すぐに使用できる点も人気の理由です
JADO T860 ドライブレコーダー
- 価格:18,800円
- 特徴:このモデルは、2.5K画質で前後同時録画が可能なタイプで、GPSやHDR、WDR機能が搭載されています。特に、暗視機能が強化されており、夜間の走行でも鮮明な映像を録画できる点が大きな特徴です。
- 理由:高耐久のType-Cケーブルを採用しているため、長時間の使用にも耐えられることが評価されています。また、防水機能やLED信号対応など、日本の交通環境に適応した設計がされており、信頼性が高い点が魅力です。
コムテック ZDR048
- 価格:約20,680円
- 特徴:フルHDの高画質で、前後2カメラが付いたモデルです。駐車監視機能に加えて、常時録画や衝撃録画、GPSが搭載されており、10.66インチの液晶で視認性も良好です。ノイズ対策も施されており、信号機の記録が途切れることがありません。
- 理由:日本製で信頼性が高く、3年保証がついているため安心して使用できる点が人気です。また、専用アプリとの連携で、スマートフォンから映像の確認が可能な点も好評です。
配線不要なドライブレコーダーの取り付け方法
配線不要なドライブレコーダーの設置方法はとてもシンプルです。
シガーソケットから電源を取る場合、ドライブレコーダーを吸盤などでフロントガラスに取り付け、シガーソケットにプラグを挿すだけで使用可能です。
また、バッテリー内蔵型の場合は、取り付けた後に必要に応じて充電を行います。
手間がかからないため、初心者でも簡単に設置できます。
配線不要なドライブレコーダーの注意点
配線不要なドライブレコーダーの注意点をお伝えいたします。
長時間駐車監視には向かない
バッテリー持続時間が限られているため、長時間の駐車監視には向いていません。
長時間監視が必要な場合は、別途電源供給が必要です。
バッテリー駆動時間に注意
バッテリー内蔵型の場合、こまめに充電を行う必要があります。
特に頻繁に長時間録画を行う場合は、バッテリーの消耗に気を付ける必要があります。
まとめ
配線不要のドライブレコーダーは、簡単に取り付けられる手軽さと、必要な機能をしっかり備えている点で、多くのユーザーに選ばれています。
ここで紹介したモデルは、コストパフォーマンスに優れたものから高性能なものまで幅広く、用途や予算に応じて最適な選択が可能です。
安全な運転をサポートし、万が一の事故時にも安心できる配線不要のドライブレコーダーを、ぜひお試しください。
車内のすっきりとした見た目も保ちながら、運転時や駐車中の不安を解消できるでしょう。