外車が好きな方、外車に憧れている方、とくにBMWが好きな方は、カタログなどで「アロイホイール」という表記を見たことをあるのではないでしょうか。
「アルミホイール」じゃなくて「アロイホイール?」と思う方も多いはず。
大半の方は、アロイホイールをアルミホイールと認識して、とくに気にをしていないと思います。
ここでは、そんな「アロイホイール」について解説したいと思います。
気になる方は、どうぞご覧ください。
アロイホイールとは
本題である 「アロイホイール」ですが、英語でいう「alloy」は、「合金」という意味なのです。
合金は、1種類以上の金属元素または非金属元素を加えたもので、その合金の中の主成分が多いものを表すことがあります。
例えば、「マグネシウム合金」や「アルミニウム合金」がそれに当てはまります。
それでは、アルミホイールは、純粋なアルミニウムで作られたホイールなのでしょうか?
答えは、「NO」です。
アルミニウムにシリコンやマグネシウムなどを加えたものが原材料となっており、合金なのです。
従って、アルミホイールも合金ホイールであり、アロイホイールも合金ホイールであって、現代では、アルミホイールを一般的な言い方として定着していると言うことです。
ホイールの歴史
アロイホイールというホイールはありませんが、そう呼んでいるホイールはあります。
ホイールの歴史を知ると良く分かるかと思うので、ちょっとご紹介いたします。
皆さんも学校の教科書などで一度は、目にしたことがあるかもしれませんが、古代文明の時代で、木製の車輪が付いた馬車や荷車をご存知ではないでしょうか。
しばらくの間、木製ホイールが主流で使われていましたが、1800年代後半になると、スチールワイヤー製のスポークホイールが普及するようになります。
それを履いた車が「ベンツ1号車」と言われています。
しかし、まだまだ木製ホイールの需要は高く、結局、1910年代頃からやっとスチールホイールが普及することとなります。
1924年、高級スポーツカーで知られている「ブガッティ」は、自動車用部品の新素材であるアルミニウムをホイールに使用することになります。
ブガッティは「放熱性の高さ」、「軽量化」、「優れた耐久性」など、アルミホイールの実用性を立証したと言います。
しかし、スチールホイールに比べて高価で大量に生産できないことがデメリットでした。
1950年代には、アルミニウムよりも軽いマグネシウムを使用した合金製ホイールが製造され、ロータスやフェラ―リなどのレーシングカーに使われることになります。
アルミやマグネシウムは軽量であるため、「軽量素材を使用した合金ホイール=軽合金ホイール」と言われるようになります。
これが、英語でいう「Light Alloy Wheel」と呼ばれる由縁です。
ですので、今でもフランス車や欧州車でも「アロイホイール」と表記している車があるのですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、アロイホイールのご紹介でしたが、ホイールの歴史をたどると、より分かっていただけたかと思います。
「アロイホイール」は「アルミホイール」であることは間違いありませんので、もしホイールのカタログでアロイホイールと見かけても気にする必要はありませんね。
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