運転免許証の「暗証番号」と聞いて、ピンとこない方も多いのではないでしょうか?
免許証を取得・更新する際に設定するこの暗証番号は、普段ほとんど使う機会がないため、忘れてしまう方も少なくありません。
しかし、暗証番号はICチップ内の個人情報を守る大切な役割があります。
万が一忘れた場合やロックされた場合、手続きが必要になることも。
ここでは、免許証の暗証番号の役割から設定・確認方法、忘れた場合の対処法までを詳しく解説します。
免許証の暗証番号とは?
免許証の登録や更新時に「暗証番号の設定」が求められますが、普段使う機会がないため、忘れてしまいがちです。
そこで原点に戻り、暗証番号の基本から理解していきましょう。
免許証の暗証番号とは
運転免許証にはICチップが埋め込まれており、その情報を守るために暗証番号が設定されます。
暗証番号は2組あり、それぞれ役割が異なります。
暗証番号 | 役割 |
---|---|
暗証番号1 | 券面記載情報の読み出し |
暗証番号2 | 本籍情報や顔写真データの読み出し |
ICカード運転免許証と暗証番号の関係
暗証番号は免許証の個人情報保護のために存在します。
ICチップには以下の情報が含まれ、暗証番号でロックされています。
- 氏名、住所、生年月日
- 顔写真、本籍情報
ポイント:暗証番号を設定していない場合、ICチップ内の情報が一部読み出せなくなります。
暗証番号の設定タイミングと使い道
「暗証番号はどこで設定したのか忘れた…」という方も多いでしょう。
ここでは、暗証番号の設定タイミングや具体的な使い道について説明します。
設定するタイミング
暗証番号は以下のタイミングで設定されます。
- 免許取得時:初めて免許証を受け取る際
- 免許更新時:更新手続きのタイミングで再設定可能
注意:設定後は変更できないため、忘れないように記録しておくことが大切です。
暗証番号の使い道
普段使う機会は少ないですが、以下の場面で必要になります。
ICチップの内容を確認する時
例:運転免許証リーダーで情報を読み取る場合本人確認書類として金融機関で利用する時
暗証番号を入力することでICチップ内のデータが本人確認に使用されます。
暗証番号を忘れた場合の対処法
「暗証番号を忘れてしまった!」という場合でも大丈夫です。
正しい手順を踏めば、簡単に解決できます。
照会・再設定方法
暗証番号を忘れた場合の手続き方法は以下の通りです。
警察署や運転免許センターで照会
- 必要書類:本人確認書類(免許証やマイナンバーカード)
- 手続き場所:最寄りの警察署や運転免許センター
- 手続き時間:平日・営業時間内
注意:電話やオンラインでの照会はできません。
免許更新時に再設定
暗証番号は免許証更新時に再設定できます。
更新手続き時に窓口で新しい暗証番号を設定しましょう。
ロックされた場合の対処法
暗証番号を3回間違えるとロックされ、ICチップ内の情報が読み取れなくなります。
解除方法
- 警察署や運転免許センターで手続きを行う
- 本人確認後、ロックを解除できます
暗証番号の設定で注意すべきポイント
暗証番号は大切な情報を守る鍵です。
設定時には次のポイントに注意しましょう。
推測されやすい番号を避ける
暗証番号には以下のような数字を避けましょう。
- 自分や家族の誕生日
- 「0000」や「1234」など単純な数字
安全な暗証番号の例
- ランダムな数字:「4816」「5732」
- 規則性を持たせない:同じ数字の連続を避ける
暗証番号2は慎重に設定
暗証番号2は「本籍情報」や「顔写真データ」を守るため、特に重要です。
記録紙の保管
暗証番号を設定すると、記録紙が渡されます。
以下の点を守りましょう。
- 免許証とは別に保管
- 第三者に見られないよう安全に管理
ポイント:スマホや手帳にメモを残す場合は、分かりにくい形で記録しましょう。
よくある質問(Q&A)
以下に、運転免許証の暗証番号に関する「よくある質問(Q&A)」をまとめました。
運転免許証の暗証番号は何桁ですか?
運転免許証の暗証番号は、4桁の数字を2組設定します。
これらは「暗証番号1」と「暗証番号2」と呼ばれ、それぞれ異なる情報の読み取りに使用されます。
暗証番号を3回間違えるとどうなりますか?
暗証番号の入力を3回連続で間違えると、ICチップがロックされ、データの読み出しができなくなります。
この場合、警察署や運転免許センターで解除手続きを行う必要があります。
暗証番号は設定しなくてもいいですか?
暗証番号の設定は義務ではありませんが、個人情報の保護や不正利用防止のため、設定が推奨されています。
設定しない場合、ICチップ内の情報が読み取られるリスクがあります。
Q4. 暗証番号を忘れた場合、どうすれば確認できますか?
暗証番号を忘れた場合、警察署の免許窓口や運転免許センターで照会が可能です。
本人が免許証を持参して直接出向く必要があり、電話での照会はできません。
暗証番号はいつ設定・変更できますか?
暗証番号の設定や変更は、免許の交付・更新・再発行のタイミングで行います。
それ以外の時期には変更できません。
暗証番号は2つとも同じ番号でもいいですか?
暗証番号は2つとも同じ番号を設定することも可能ですが、セキュリティ上、異なる番号を設定することが推奨されています。
特に推測されやすい番号は避け、自分しかわからない番号を設定しましょう。
暗証番号を入力する機会はどのような時ですか?
暗証番号の入力が必要となるのは、以下のような場合です。
ICチップの記録内容を確認する時
運転免許センターや免許窓口に設置された端末で個人情報を閲覧する際。金融機関などで本人確認書類として使用する時
銀行の窓口やウェブサイトでの本人確認時に求められることがあります。
まとめ
免許証の暗証番号は、普段あまり意識することがないものの、個人情報を守る大切なカギです。
- 暗証番号は4桁の数字2組あり、それぞれ異なる情報にアクセスするために必要です。
- 忘れてしまった場合でも、警察署や免許センターで照会やロック解除が可能です。
- 設定時には推測されにくい番号を選び、記録紙は免許証とは別に保管しましょう。
いざという時に慌てないために、この記事で紹介したポイントを押さえて、免許証の暗証番号を安全に管理してください。
少しでも疑問や不安が解消され、手続きがスムーズに進む助けになれば嬉しいです。
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