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並行輸入車を購入する前に知っておくべきメリット・デメリット

2018年5月23日

並行輸入車

皆さんは「並行輸入車」という言葉を聞いた事や見た事はありませんか?

最近はあまり聞かなくなったように思えますし、街中でも車を見ただけでは「並行輸入された車だ!」とは分かりません。

ベンツ、BMW、アウディなどの外車は、日本ですでにお馴染みになっている自動車メーカーですが、「外車=輸入車」と思っている方も多いと思います。

ここでは、そんな並行輸入車について詳しくご紹介したいと思います。

最後までお読みになってもらい、並行輸入車への理解をしていただけたら幸いです。

並行輸入車を理解する

皆さんがご存知である「輸入車」は、海外自動車メーカーの日本法人、もしくは「正規ディーラー」や「正規代理店」という呼び名の自動車販売店を通じて日本に輸入された(正規ルート)車の事を言います。

一方、並行輸入車は、上記の正規ルートではなく、現地の人、現地自動車メーカーなどから並行輸入業者を通じて、購入する車の事を言います。

また、海外勤務していた人が日本に転勤になり、現地で乗っていた車を日本に持ち帰りたいと考えている方も、並行輸入車扱いになると言う事になります。

結局、正規ルートで以外で輸入された輸入車を並行輸入車という訳ですね。

並行輸入車の最大のメリット3選

1.安く購入可能

並行輸入車の最大のメリットは「安く買える!」。これが一番だと思います。

特に円高になっているタイミングでは、正規ディーラーで購入するよりも圧倒的に安く購入できる場合があるでしょう。

2.日本に無い外車に乗ることが可能

ベンツ、BMW、アウディなど、皆さんもご存知の外車は、多くの車種を販売しているのが現状です。

しかし、中には「ボディーカラー」、「排気量」、「ボディーサイズ」など、海外で人気があっても日本の道路事情、車庫事情から日本で販売していない車種もあるのです。

どうしても「自分は他の人とは違った外車が乗りたい」なんて思っている方であれば、並行輸入で自分の好きな車種を選ぶことが出来るのもメリットでしょう。

3.日本で未販売の国産車が購入可能

トヨタやホンダなど日本の自動車メーカーも、日本で販売せず海外で販売している車種もあります。

例えば米国トヨタの「タンドラ」は、排気量5,700㏄の大型ピックアップトラックで、日本で需要があまりないことから販売はしていません。

「自分は他の人とは違った車が乗りたいが国内自動車メーカーがいいな」なんて言う人は、並行輸入で日本で発売されていない国産車を乗ることが可能でしょう。

 

並行輸入車のデメリット4選

一見、並行輸入車はメリットばかりで良いと感じるかもしれませんが、デメリットの方が多いかもしれません。

以下をご覧ください。

1.メンテナンスが大変

「並行輸入車」を調べていると、同じような記事に必ず書かれているのが「メンテナンスが大変」だと言う事です。

正規ルートでの輸入ではないので、残念ですがメーカー保証は受けられません。

基本的には、「並行輸入車」は正規ディーラーで整備をしてもらえないと言われます。

なぜなら、正規仕様と違う部品が必要になった場合、仕様を調べて本国から取り寄せなければならなくなり、そうした手間を嫌ってディーラーでは整備をしてもらえないのです。

一方で、オイル交換やバッテリーなどの基本的な整備や交換であれば、ディーラーではなくても一般的な整備工場でも対応できます。

もし並行輸入車を購入したいと思っているのであれば、一般的な整備をしてもらえる整備工場を見つけることが大切であると言えます。

2.車両保険の加入不可

「並行輸入車」で検索している人で、勘違いをしているのが、「任意保険」についてです。

自動車保険は、大きく分けて3つの補償に分けることが出来ます。

  1. 相手方への補償
  2. 自分や同乗者の補償
  3. 自分の車の補償

並行輸入車であっても、通常通り「自動車保険」に加入することは出来ます。

しかし、「自分の車の補償」つまり、「車両保険」への加入が難しい場合があるそうです。

車両保険は、車種の初年度登録、型式が保険料に影響しますが、並行輸入車は「型式不明」扱いになる場合があり、保険料の算出に時間がかかることや保険会社も盗難リスクを考える為、車両保険の加入を断るケースが多いと言われています。

しかし、並行輸入車でどうしても車両保険に加入したい人もいらっしゃると思います。

「型式不明」の場合は、インターネットでの自動車保険見積は出来ません。

電話で各保険会社に問合せてみて、車両保険の加入判断を仰ぐことをしてみてください。

ちなみに、市場価値が3,000万円以上のフェラーリやランボルギーニの保険料は、「年間100万円~200万円ほど」になるそうですのでお伝えしておきます。

3.下取りに出す場合

輸入車は国産車と比べて故障が多いと言われてきましたが、それは一昔前の事。

しかし正規ディーラーであれば、故障や不具合が起こったとしても修理や点検が可能ですが、並行輸入車の場合はそうはいきません。

結局、並行輸入車は中古車市場でも需要が少なく、安値で取引される場合が多くなってしまいます。

とくに「走行距離の信ぴょう性」、ラジオチューナーなど「日本仕様になっていないこと」があげられるので、値段を出しにくく、下取りに出す際は、気を付けたほうが良いです。

並行輸入車に乗る場合は、長く乗り続けることが大切だと言う事ですね。

どうしても売りたい場合は、輸入車専門の買取業者に買い取ってもらうことが一番良いと思います。

さらに複数社へ見積もりを依頼する「ナビクル車査定」などの一括見積サイトを使って価格の競争をさせるのもいいと思います。

4.輸入業者手数料

並行輸入車を輸入する際には、個人でも手続きは可能です。

しかし、車の輸入は簡単ではないのが現状です。

輸入された車は、当然ナンバーは無く、当たり前ですが、日本の道路を走行するにはナンバーが必要になりますよね。

ナンバーをつけるには、運輸支局へ行き車検を受けなければいけません。

実はそれだけではなく、通関手続きや排出ガスの検査、日本の基準に適合するように車を改良しなければいけない場合もあるでしょう。

結局は、個人で車を輸入するのは難しく、輸入から改造、検査などを代行してくれる業者に頼むことになります。

代行にかかる手数料は、100万円程度が相場のようです。

その代行費用を支払ったとしても、安く購入できるのであれば、あまり気にすることではないかもしれません。

まとめ

並行輸入車は、結論を申し上げると、「ただ外車を安く買いたい」と言う方にはおすすめしないと言う事です。

  • 日本で取り扱いが無い、もしくは取り扱いが少ない車種に乗りたい
  • 故障費用をあまり気にしない
  • じっくりと車種を選定し、気長に車の到着を待てる

並行輸入車を購入する人は、上記のような人におすすめする購入方法と言えますので、参考にしてみてください。

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