【パパ・ママ必見】理解するべきチャイルドシートの義務

      2016/08/23

「うちには小さな子供がいるので、チャイルドシートが必要」と思っていませんか?

結論を言いますと、チャイルドシートは義務です。

道路交通法第71条の3第3項には、「自動車の運転者は、幼児用補助装置(チャイルドシート)を使用しない幼児を乗車させて自動車を運転してはならない。」とあります。

「チャイルドシートは義務なのは分かっているけど、何歳まで使用なの」や「免除があるって聞いたけど・・」など疑問が多く聞かれます。

ここでは、チャイルドシートの義務について、とことん調べ、ご紹介していきたいと思います。

チャイルドシートの使用はいつまで?

道路交通法第71条の3第3項に「自動車の運転者は、幼児用補助装置(チャイルドシート)を使用しない幼児を乗車させて自動車を運転してはならない。」となっています。

幼児とはなんでしょうか。それは、道路交通法第14条の4項に幼児とは「6歳未満の者をいう」とされています。

従って、義務としては6歳未満(5歳まで)」と覚えておきましょう。

チャイルドシートの使用義務期間終了後は?

6歳になったらチャイルドシートは卒業でしょうか。

実は、私たちが普段使っているシートベルトは、「身長135cm以上の大人」に合わせたサイズになっているのです。
出典:トヨタ 交通安全センター

平均身長出典:平成26年度:学校保健統計調査

これは、文部科学省が公表している「平成26年度:学校保健統計調査」です。

6歳では身長が約116cmしかないため、普段、使用しているシートベルトには合わないことが分かります。

この結果から、少なくとも小学校4年生(9歳)ぐらいまでは、ジュニアシート等を使用して車に乗るようにしましょう。
(※身長には個人差があります。あくまでも目安としてお考え下さい。)

チャイルドシートの使用義務免除とは?

チャイルドシートは義務と述べていますが、実は、チャイルドシートの使用を免除されるケースがあるのです。

道路交通法施行令(第26条の3の2の第3項)によって定められていますが、神奈川県警察が簡潔にまとめておりますので、ご紹介いたします。

1.座席の構造上、チャイルドシートを固定することができないとき。

座席に座席ベルトが装備されていない事や特殊な座席ベルト(例えば4点、5点式など)が装備されているときは、使用は免除されます。

2.定員内の乗車で、乗車人員が多人数のため乗車する幼児全員にチャイルドシートを使用すると全員が乗車できなくなるとき。

乗車定員の範囲内でチャイルドシートを使用すると全員が乗れなくなるときは、チャイルドシートは免除されます。

しかし、乗車させる全ての子どもについて使用義務が免除されるのではなく、可能な限り多くのチャイルドシートを使用させる必要があります。

3.幼児が負傷している等、チャイルドシートを使用することが療養上又は健康保持上適当でないとき。

アトピー性皮膚炎等の皮膚病がひどい場合や骨折や脱臼など、チャイルドシートを使用すると、その療養上適当でないような幼児を乗車させるときにはチャイルドシートの使用義務は免除されます。

4.著しい肥満や、その他幼児の身体の状態により適切にチャイルドシートを使用できないとき。

首はすわっていないが、体が大きいために乳児用のチャイルドシートを使用させることが不可能な事や、幼児の身体の状態により適切なチャイルドシートことが使用できない場合にはチャイルドシートの使用義務は免除されます。

5.チャイルドシートを使用したままでは、授乳等の日常生活上の世話ができないとき。

授乳、おむつの交換等、チャイルドシートを使用させたままでは行うことができない日常生活に不可欠な世話を行っている幼児については、チャイルドシートの使用義務が免除されます。

世話をする人も事故でけがをしないために、できるだけ車を停止して世話をするようにしましょう。

6.バス・タクシーなど、一般旅客運送事業の用に供される自動車運転者が当該事業の旅客である幼児を乗車させるとき。

路線バス、貸切バス、タクシー・ハイヤーなどに幼児を乗車させる場合には、チャイルドシートの使用は免除されます。

7.道路運送法第80条第1項ただし書の規定による許可を受けて人の運送の用に供される自動車運転者が当該運送のため幼児を乗車させるとき。

一般乗合自動車(いわゆる路線バス)運送事業が、事業として成り立たない過疎地域において、市町村が運輸大臣の許可を得て自家用自動車で有償運送を行う、いわゆる過疎バスについては、その運行形態が路線バスと同じとみなすことから、チャイルドシートの使用義務が免除されます。

また、「特定の者の需要に応じて運送の用に供されるものを除く。」とされているのは、道路運送法第80条第1項ただし書の許可を受けている幼稚園等の送迎バスについては、過疎バスとは異なり、チャイルドシートの使用義務が免除されないという趣旨であるそうです。

8.応急救護のため医療機関、官公署等へ緊急に搬送する必要がある幼児を乗車させるとき。

ケガをした子どもを病院に連れていくときや、迷子の子どもを保護して警察署まで送るとき等は、チャイルドシートの使用は免除されます。

出典:神奈川県警察(チャイルドシートQ&A

違反をしてしまった場合は?

使用義務期間中に使用をしていなかったり、使用義務の免除に該当しなかった場合は違反となってしまいます。

その場合は「幼児用補助装置使用義務違反」という一般違反行為(青キップ)に該当します。

行政処分の「1点」で、反則金はありません

出典:警視庁:交通違反の点数一覧表

まとめ

いかがでしたでしょうか。

要約しますので、是非とも覚えておくようにしましょう。

6歳未満(5歳まで)はチャイルドシートの義務はあります。お子さんの身長が135cm以上になるまではジュニアシートなどを使用しますが、使用義務が免除される場合がある

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